現在、シーズン6がNHKにて放送中の『ダウントン・アビー』。まだ終わってないじゃん！と思うかもしれないが、実は本国での放送は2015年で終了済み。そのため、今作で知名度が上がった元出演者の多くは英国に限らずハリウッドに進出し大活躍中なのだ。
1900年代初頭の設定だけあり、時代を忠実に再現している衣装や舞台にはうっとりしてしまうほど。そのせいか（？）、現代的な服装をしていると元『ダウントン・アビー』のキャストだと気づかないことも！
そこでちょっと気が早いかもしれないが、本作終了後にキャストたちが活躍する出演作品をご紹介！ いくつかは既に日本で鑑賞できる作品もあるけれど、見た目の違いもあって見逃しているかも？
目次
■ミシェル・ドッカリー（メアリー・クローリー役）
2016年11月から米TNTで放送開始となった『Good Behavior（原題）』で主演を務めるミシェル。本作は『ウェイワード・パインズ 出口のない街』の原作者であるブレイク・クラウチ著の小説が原作で、クラウチ本人がクリエイターを務める。
泥棒＆詐欺師として生きてきた主人公レティ（ミシェル）が、ある男性の殺害計画を知ってしまい、その阻止に挑む中で魅力的な殺し屋と出会い危険な関係にもつれこんでしまうというクライムミステリー。既にシーズン2への更新も決定している。
そのほかにもオスカー監督のスティーヴン・ソダーバーグが手掛けるNetflixの新作ミニシリーズ『Godless（原題）』へゲスト出演。今作は2017年の配信を予定している。
■ヒュー・ボネヴィル（ロバート・クローリー役）
今年3月にイギリスで公開された『Viceroy"s House（原題）』では最後のインド総督を務め、インド・パキスタン分離独立を進めたルイス・マウントバッテンを演じる。妻役に『X-ファイル』シリーズ、最近では『アメリカン・ゴッズ』に出演中のジリアン・アンダーソン。
また、『スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドと『ザ・クラウン』のクレア・フォイが共演するロマンス映画『Breathe（原題）』（監督は『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム役のアンディ・サーキス）にも出演。
■エリザベス・マクガヴァン（コーラ・クローリー役）
Mark your calendars for May 26, 2016 at 10/9c for #ShowingRoots on @lifetimetv! #newmovie #premiere #newfilm pic.twitter.com/7GjVN4vAZL
— Showing Roots Movie (@showingroots) 2016年5月24日
『Lost』のマギー・グレイス、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のウゾ・アドゥーバ、『The OC』のアダム・ブロディと共演したTV映画『Showing Roots（原題）』に出演。
また、ジャウマ・コレット＝セラ（『アンノウン』『エスター』）が監督を務めるSFスリラー映画『The Commuter（原題）』ではリーアム・ニーソン（『沈黙 -サイレンス-』）、ジョナサン・バンクス（『ブレイキング・バッド』）、ヴェラ・ファーミガ（『ベイツ・モーテル』）と共演している。
■ローラ・カーマイケル（イーディス・クローリー役）
Netflixで配信中の『女刑事マーチェラ』にゲスト出演。また、『グローリー／明日への行進』のデヴィッド・オイェロウォと『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが出演する映画『A United Kingdom（原題）』にも出演している。2016年冬には『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のウゾ・アドゥーバと舞台『The Maids』で共演していた。
■ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ（シビル・クローリー役）
『ダウントン・アビー』への出演終了後も数々のTV＆映画で活躍しているジェシカ。日本公開済みの映画は『ニューヨーク 冬物語』、『ライオット・クラブ』、『ヴィクター・フランケンシュタイン』、『マイ ビューティフル ガーデン』などがある。
2017年3月に米Huluにて配信がスタートした『Harlots（原題）』にもメインキャストで出演。18世紀のロンドンにある売春宿を舞台に女たちの争いが描かれる。
■マギー・スミス（バイオレット・クローリー役）
2度のアカデミー賞受賞歴のある大女優のマギー・スミス。彼女が演じるバイオレットの皮肉なコメントには毎回笑わされたが、残念ながら『ダウントン・アビー』終了後には新しい作品に出演はしていないようだ。2015年に主演を務めた映画『ミス・シェパードをお手本に』が最新出演作となる。しかし、『ダウントン・アビー』映画版製作の噂が何度も上がっていることから、スケジュールを開けている可能性も...？
■ペネロープ・ウィルトン（イザベル・クローリー役）
2016年には映画『BFG：ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で英国女王を演じていたペネロープ。また、昨年スタートした英iTVの新シリーズ『Brief Encounters（原題）』に出演。1980年代を舞台にセクシーなランジェリーや大人向けの商品を販売しているアン・サマーズのセールスレディになった女性たちを描くコメディ。
ちなみに『ダウントン・アビー』でも仲良し（時にはそうでないこともあったが）だったマギー・スミスとは『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』とその続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』でも共演をしている。
■ダン・スティーヴンス（マシュー・クローリー役）
マーベル映画『X-MEN』のスピンオフにあたるTVシリーズ『レギオン』で主演を務めているほか、ディズニーアニメーション映画『美女と野獣』では野獣を演じ映画界でも大活躍しているダン。
今後はレベッカ・ホール（『パレーズ・エンド』）とラブコメ映画『Permission（原題）』で共演、『The Man Who Invented Christmas（原題）』ではイギリスの小説家チャールズ・ディケンズを演じる予定だ。
■アレン・リーチ（トム・ブランソン役）
カナダのCBC局で今年2月にプレミア放送を迎えた新作ドラマ『Bellevue（原題）』にメインキャストの一人として出演。『トゥルーブラッド』などで知られるアンナ・パキン演じる刑事のアニー・ライダーが、小さな田舎町で消息を絶ったトランスジェンダーの若者の事件を追うことになる。アレンは主人公の恋人エディを演じる。
また、現在は『ワンス・アポン・ア・タイム』のジニファー・グッドウィンと舞台『Constellations』で共演中。ロサンゼルスの劇場にて7月16日まで上演される予定だ。
■リリー・ジェームズ（ローズ・マクレア役）
エミー賞にもノミネートされた英BBC製作のミニシリーズ『戦争と平和』ではポール・ダノ（『それでも夜は明ける』）とジェームズ・ノートン（『Happy Valley／ハッピー・バレー』）と共演。8月19日より日本公開となる『ベイビー・ドライバー』にも出演している。
また、リリーが主演を務める新作映画『Guernsey（原題）』では『ダウントン・アビー』のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、マシュー・グード、ペネロープ・ウィルトンらも揃って出演する。
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