『ダウントン・アビー』映画版はあの人のお葬式からスタート?

上流社会と使用人との間で巻き起こる愛憎劇を描き、世界中で大ヒットとなった英ITVの『ダウントン・アビー』。以前当サイトでは映画版製作の可能性についてお伝えしていたが、このほどある出演者が明かした映画版への動きについて、英Digital Spyが伝えた。

本作の映画化についてはシーズン6が終了した頃から上がっていたが、今月8日(土)に BFI & Radio Times Television Festivalに参加したマギー・スミス(先代グランサム伯爵夫人バイオレット役)は、「(映画版は)バイオレットのお葬式から始まると確信しているの」とコメント。英国の作家イーヴリン・ウォーの「ブライズヘッドふたたび」と比較し、小説の中のマーチメイン卿と同様に自身の役も遺体として帰ってくるのではないか、と説明した。しかし、実際の映画版の製作については、「わからないわ。映画に向けて動いているような話があるけど、誰か知っているのかしら」と、まだ確かなことではないとした。

マギーは「可能性があるのかはわからないわ。でも、私の問題じゃないの。クリエイター次第なのよ」と伝えていたが、実際にクリエイターのジュリアン・フェロウズは映画製作に意欲的であることを明かしており、最近では脚本を書いていることも報じられている。マギーはドラマの撮影終了時に「番組が終わって嬉しいわ。心からね。物語が終わることには彼女(バイオレット)は110歳くらいになっているはずよ。ずっと続けることはできないし、理にかなわないわ」と、終わりを迎えられたことに安堵した様子だったことからも、映画版の製作には乗り気ではないのかもしれない。

執事のチャールズ・カーソンを演じていたジム・カーターは、最近、この先始まる映画版の撮影のためにスケジュールを空けておくよう求められていたことを明かしていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ダウントン・アビー』
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