『ムーンライト』生みの親と『ロッキー』後継者マイケル・B・ジョーダンが新作ドラマでタッグ!

第89回アカデミー賞で作品賞に輝いた『ムーンライト』の原案と製作総指揮を担ったタレル・アルヴィン・マクレイニーが、『ロッキー』シリーズのスピンオフ映画『クリード チャンプを継ぐ男』でアドニス・ジョンソンを演じたマイケル・B・ジョーダンと、新作ドラマを手掛けることが明らかになった。米Varietyが報じている。

タイトル未定の本作は、それまでの貧しい暮らしか、高等教育を受けるかという二つの選択肢の狭間でこの世を去った親友の死に悩まされる、14歳の天才児を中心に描かれる物語。オバマ政権時代の終わりの南フロリダが舞台で、マクレイニー自身の人生が反映されているという。

二人がタッグを組んで手掛けるこの新ドラマは、女優・TV司会者として知られるオプラ・ウィンフリー(『グリーンリーフ』)が立ち上げたTVネットワークThe Oprah Winfrey Network(OWN)にてシリーズ化される。マクレイニーは企画と脚本、さらには製作総指揮を務めるが、TVドラマを手掛けるのは本作が初めて。人気復讐ドラマ『リベンジ』を手がけたマイク・ケリーとメリッサ・ロイも製作総指揮に加わる。

マクレイニーは製作のきっかけについて、「私は、自分のアイデンティティを模索し大人になる段階で、他に選択肢がないと思う時に選ぶ大事な一歩について描きたいと思っていました」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)

Photo:マイケル・B・ジョーダン
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