ジョージ・タケイ、アジア系アメリカ人家族のコメディにゲスト出演

『スター・トレック』シリーズでスールーを演じたジョージ・タケイが、アジア系アメリカ人の家族を描く米ABCのコメディ『フアン家のアメリカ開拓記』にゲスト出演することになったことを、米Hollywood Reporterが報じた。

『フアン家のアメリカ開拓記』は、1990年代、フロリダ州オーランドの郊外に移り住んだ台湾系移民のフアン一家をめぐる騒動を描く作品。レストラン経営者の父ルイスと妻ジェシカをはじめとする家族は、白人だらけのコミュニティに果敢に挑む。アジア人をメインキャストに据えた作品はハリウッドでは珍しいが、視聴成績は好調で、本国アメリカでは10月からシーズン4がスタートする。

ジョージは本作で、英語を母国語としない人を相手にするチャーミングな英語教師で、ルイスの母親グランマ・フアン(ルシル・スーン)に気に入られているバーナードを演じる。このエピソードは10月後半に放送予定とのこと。

最近のジョージは、ドラマ『HAWAII FIVE-0』などにゲスト出演する一方、自らの家族の実体験をモデルに、第二次大戦中、強制収容所に収容された日系アメリカ人を描くブロードウェイ・ミュージカル『アリージャンス/忠誠』に出演。LGBTの権利を擁護する活動家としても知られる。

『フアン家のアメリカ開拓記』は日本ではシーズン3がFOXスポーツ&エンターテイメントで放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョージ・タケイ
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