『NCIS』ポーリー・ペレット演じるアビーが愛される5つの理由

大人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のアビー・シュート役でおなじみのポーリー・ペレットが、本国で放送中のシーズン15を最後に降板することは当サイトでもお伝えしたばかりだが、彼女の卒業を悲しむ声が後を絶たない。

放送開始の2003年から現在まで、アビーの様々な才能がチームの事件解決に貢献し、視聴者の心をとらえてきた。そんなポーリーが演じるアビーは本作にとってどれだけ重要な存在なのか、米Buddy TVが彼女の魅力を伝えた。

アビーが愛される5つの理由

■『NCIS』を盛り上げる一風変わった性格

アビーはゴスの服に身を包み、クモの巣や十字架などのタトゥーを入れながらも、賢く、気遣いのできる法科学のスペシャリスト。カバのぬいぐるみ"バート"を大切にしている。カフェイン中毒で、カフェインが入った炭酸飲料カフパウが大好き。NCISで働くメンバーの中でも唯一無二の個性を持つ彼女の魅力的な人柄が、このドラマをより面白くさせている。

■『NCIS』に欠かせないコンピュータの天才

マクギー(ショーン・マーレイ)も優れたコンピュータ技術の持ち主だが、アビーは才能あるハッカーであり、コンピュータの専門家。これまで幾度となく謎が多く危険な闇サイトにハッキングし、事件を解決へと導いてきた。時にはマクギーとともにコードを解読し、ハッキングすることもあった。

■『NCIS』の主人公ギブスにとって特別な存在

ギブス(マーク・ハーモン)にとってアビーは心許せる存在であることは周知の事実。最初の妻と娘を殺されたギブスにとって、アビーは大切な家族なのだ。娘のようなアビーとの絆が、ギブスの心の支えになっている。アビーの降板がギブスにどれほどの影響をもたらすのか...

■『NCIS』で1、2を争う秀才

素晴らしい法科学の専門家であるアビーだが彼女の能力はそれだけではない。単独で仕事をするアビーは実に才能あふれるマルチタスカーで、事件解決を導く情報を提供することもしばしば。アビーなしのチームは今後どのように事件解決に取り組むのか。

■『NCIS』を一つにする存在

アビーはNCISの心魂であり、彼女がいたからこそチームの団結力が保たれてきたと言っても過言ではない。ハグをするとか、セーターを編むとか、そんなことは関係なしに彼女は同僚たちに愛情を示してきた。もっとも忠誠心の強いアビーは、常に仕事の家族の事を気に掛けてきたのだ。マクギーとは兄妹のような関係で、ギブスやダッキー(デヴィッド・マッカラム)にとっては娘のような存在。それはアビーがNCISというチームを、仕事を超えた家族にしたいと考えてきたからだろう。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『NCIS』シーズン10より (c) 2012 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved