2004年から放送され瞬く間に大ヒットとなった女子高生探偵ヴェロニカの活躍を描いた『ヴェロニカ・マーズ』。シーズン3で終了後も、映画化までされた人気シリーズが、復活する可能性があることは以前お伝えしたが、主演のクリステン・ベルが、その製作が現実的になってきている発言をしている。米TV Lineらが報じている。
以前、同作のクリエイター、ロブ・トーマス(『新ビバリーヒルズ青春白書』)は、『ヴェロニカ・マーズ』の放送終了から10周年を記念し開催されたFacebookライブセッションで、全6話のミニ・シリーズとして同作を復活させようと試行錯誤しているとコメントし、ファンを沸かせたことがあった。「もし賭けをするなら、"製作される"という方に賭けるよ。ただそれがいつ実現するかはわからないんだ」と、時期は不明瞭であることも言及していた。クリステンは、「今回製作されるリブート版は、お金を払わなくても見られると思うわ」と前回の映画版は劇場で公開、有料だったが、もし新作が製作されるとしたら有料ではないことも示唆しいている。
今回クリステンは、トーマスが数ヶ月に一度くらいの頻度で同作のリブート版についてメールを送ってくると元共演者ライアン・ハンセンが行っていたFacebookのライブセッション中に発言。「(製作が現実のものになるよう)努力してるわ。もし、『ジェシカおばさんの事件簿』を80歳になってやれって言われたら、やるのと同じ、いつになっても絶対するわ。ただ、映画じゃなくてエピソードとして放送するスタイルの方がいいとは思う」と、1984年から長く続いた人気ドラマとその映画版に最近まで主演していた現在92歳のアンジェラ・ランズベリーに例えた頼もしいコメントを残した。
だが、やはり問題はクリステンのスケジュールで、米NBCのコメディ『グッド・プレイス』や『アナと雪の女王』の続編『アナと雪の女王2』、ミラ・クニス(『アシュトン・カッチャーの70"s ショー』)と共演している映画『バッド・ママ』シリーズの続編の撮影やプロモーションと大忙し。すでに来年のスケジュールも埋まっているとも言われている。
製作には皆が賛同している『ヴェロニカ・マーズ』リブート版。新たな情報が入り次第、順次お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ヴェロニカ・マーズ[ザ・ムービー]』
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