『トワイライト・ゾーン』、米CBSの映像配信サービスで復活?

アメリカで『スター・トレック:ディスカバリー』を配信している映像配信サービス、CBS All Accessにおいて、有名なSFオムニバスドラマ『トワイライト・ゾーン』が復活することを、米Hollywood Reporterなど複数メディアが報じた。

この情報は、米CBSのレスリー・ムーンヴェスCEOが、投資家向けのカンファレンス・コールの中で明かしたということだが、シリーズ制作がすでに決まっているのか、あるいは、まだ企画段階なのかなど、詳しいことは分かっていない。

1959年から1964年にかけて米CBSにて放送された『トワイライト・ゾーン』(日本では『ミステリー・ゾーン』というタイトルで放送)は、宇宙人やタイムトラベルなど、不可思議な出来事をヒューマンなタッチで描いた作品で、米テレビ史上最高傑作のひとつとされる。1985年には同じくCBSで『新トワイライト・ゾーン』(3シーズン)、2002年にもフォレスト・ウィテカーがホストを務めるリメイク(1シーズン)がUPNで放送された。また、1983年には、スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・ランディス、ジョージ・ミラー、ジョー・ダンテという4人の監督の手によって『トワイライトゾーン/超次元の体験』という映画も作られた。

Hollywood Reporterが関係筋から得た情報によると、今回の復活版で製作の陣頭指揮を執るのは、映画『ゲット・アウト』で製作・監督・脚本をこなし、高い評価を得たジョーダン・ピール。また、マルコ・ラミレス(『Marvel ディフェンダーズ』『Marvel デアデビル』『サンズ・オブ・アナーキー』)がショーランナーを務め、パイロットの脚本を担当するとのこと。

CBS All Accessでは『スター・トレック:ディスカバリー』の配信を機に、加入者数が記録的な伸びを示したとされている。『トワイライト・ゾーン』の復活が実現すれば、同サービスのラインナップにおいて、肩を並べる主力タイトルとなりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『トワイライト・ゾーン』(『ミステリー・ゾーン』)
©MMXVII CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved