ダニエル・デイ・キム製作、大ヒット新シリーズ『The Good Doctor』は米CBSに2度断られていた

韓国で大ヒットした医療ドラマ『グッド・ドクター』は、ダニエル・デイ・キム(『HAWAII FIVE-0』)のプロデュースにより『The Good Doctor(原題)』としてリメイクされ、現在米ABCで放送中だが、実は、過去に2度、本作の企画を米CBSに断られていたことが明らかになった。英Digital Spyが伝えた。

本作は、サヴァン症候群を抱えながらも、天才的暗記力と人体のあらゆる器官の構造を把握する脅威の空間認識能力をもつ若手外科医、ショーン・マーフィー(フレディ・ハイモア(『ベイツ・モーテル』)が、権威ある病院に採用され、小児外科医としても人としても成長していく物語。

製作総指揮として本作を引っ張るダニエルは、韓国でオリジナル版が大ヒットしていた2013年に目をつけ、リメイク版製作の権利を獲得し、企画を進めてきたのだという。その頃すでに『HAWAII FIVE-0』にチン・ホー・ケリー役で出演していた彼は、同作の放送局であるCBSに提案したものの、脚本を読んで却下されてしまったそう。

「CBSには実際2回断られたよ。僕にとっては"ホーム"のスタジオだったから、本当に残念だった。僕らしい作品をCBSでやりたいと心から思っていたよ」と、ダニエルは米ニューヨーク・タイムズのインタビューで明かした。

CBSに断られた後、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとタッグを組み、『Dr. HOUSE-ドクター・ハウス-』を大成功させたデヴィッド・ショアをクリエイターに迎え、ABCで放送することに落ち着いた。9月からスタートした本作は、現段階で各エピソード平均視聴数が1700万人を超えるヒットを記録している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ダニエル・デイ・キム
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