脚本はなし?!『ウォーキング・デッド』出演者が明かす情報漏洩対策とは

世界中で絶大な人気を誇るサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』は、「今シーズンで、どの登場人物が命を落とすか」と毎回語られるほどキャストの出入りが激しいこともあり、脚本の内容が漏れしまっては大きな問題となってしまう。そんな事態に備えて厳重な対策が施されている模様で、その点についてアルデン役を演じるカラン・マッコーリフが語っている。米comicbookが報じた。

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本シリーズはプリントされた脚本がキャストに渡されるのではなく、番組専用に作られたアプリを通して、各自が演じるパートのみが書かれた脚本が送られてくるのだとか。アプリを開くには、それぞれのキャストが専用のパスワードを打ち込む必要があり、ログインして初めて台本が読める仕組みになっているのだという。

今までにカランは完全な脚本を読んだことがなく、キャストが役作りに事足りる分量の内容しか知らされないと明かしている。これは彼だけでなく他の出演者も同じで、脚本の内容が丸ごとネット上などに漏洩しないための対策だとのこと。

近年は、ロケ地を探し出したファンやパパラッチがカメラを搭載したドローンを飛ばして、ストーリーの展開や出演キャストを突き止めようとするケースもあるとのこと。シーズン7第1話では、悪役ニーガンが誰を殺すのか情報が漏れないよう、現場でキャストはフード付きのパーカーを着用して顔を隠していたのだそうだ。

テクノロジーが進化した現代では、ハッキングで脚本がネットにリークされてしまったり、すぐに些細な情報がSNSで拡散されてしまう時代だけに、厳重な対策を取らざるを得ない状況に追い込まれているようだ。

『ウォーキング・デッド』シーズン8後半(第9話~第16話)は、FOXチャンネルにて2018年2月26日(月)22:00よりスタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン8
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