女性コンビの『バッドボーイズ』ドラマ版、パイロット版製作が決定

ウィル・スミス&マーティン・ローレンスのコンビで1995年に公開されたアクションコメディ映画『バッドボーイズ』。そんな同作のスピンオフドラマのパイロット版製作が正式に決定した。米Entertainment Weeklyが報じている。

犯罪都市マイアミを舞台にした『バッドボーイズ』の主人公は、マイアミ警察の二人の刑事マイク・ラーリー(ウィル)とマーカス・バーネット(マーティン)。押収品として警察内部に保管してあった1億ドル相当のヘロインが忽然と消え、外部にその詳細が漏れる前に72時間の猶予で解決を命じられた二人が、激しいアクションを繰り広げながら事件に挑む痛快作だ。続編にあたる『バッドボーイズ2バッド』では、その二人が麻薬密輸ルート壊滅に乗り出し、オリジナルよりもさらにスケールアップしたストーリー展開を見せた。

そして、過去の映画2作を手がけたジェリー・ブラッカイマー(『CSI』、『LUCIFER/ルシファー』)が製作する新作は、マーカスの妹シドニー・"シド"・バーネットが主人公。かつて続編映画で同役を演じたガブリエル・ユニオンが続投し主演を務める。

映画版では麻薬取締局(DEA)の捜査官だったシドだが、ドラマ版ではロサンゼルス市警の刑事として新たなスタートを切っている。彼女の相棒となるのはナンシー・マッケンナという女性刑事で、子持ちの彼女はシドの自由さを羨ましく思っているという設定のようだ。ライフスタイルと事件へのアプローチ法が正反対の彼女たちを中心にアクション満載でドラマは展開していく。

ナンシー役のキャストはまだ決まっていない。『ブラックリスト』を手掛けるブランドン・ソニエとブランドン・マーゴリスのコンビがショーランナーを務める。(海外ドラマNAVI)

Photo:2003年『バッドボーイズ2バッド』プレミアにて(左から、ウィル・スミス、ガブリエル・ユニオン、ジェリー・ブラッカイマー)
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