科学番組『コスモス』のリニューアル版、シーズン2が制作決定

日本でも多くの科学ファンを生み出した1980年の人気科学番組『コスモス』のリニューアル版として、2014年に放送された『コスモス:時空と宇宙』。その続編となるシーズンの制作が決まったことを、米Deadlineなど複数メディアが報じた。

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『コスモス:時空と宇宙』は、ナショナル ジオグラフィック チャンネルの創立以来、世界で最もよく視聴されたシリーズとなり、米FOXと合わせて1億3500万人の視聴者数を世界市場で記録したほか、エミー賞(ノンフィクション番組脚本賞)などを受賞。また、アメリカで最も有名な科学啓蒙番組がリニューアルされるとあって、2014年の初放送時にはオバマ大統領が冒頭で挨拶したことも話題になった。

新シーズンのタイトルは『Cosmos: Possible Worlds(原題)』。リニューアルの大きな立役者となったセス・マクファーレン(『テッド』『宇宙探査艦オーヴィル』)をはじめ、オリジナル版の進行役だった天文学者・作家のカール・セーガンの未亡人アン・ドルーヤン、ブラノン・ブラガ(『スタートレック:エンタープライズ』)、ジェイソン・クラーク(『テッド』シリーズ)と、前シーズンの製作陣がほぼそのまま続投することになっている。

そして、進行役は前シーズンに引き続き、科学の啓蒙に力を入れている有名な天体物理学者、ニール・ドグラース・タイソンが担当。新シーズンの放送は2019年の春に予定されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『コスモス:時空と宇宙』
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