誰もが知るおとぎ話と現代の世界が交差する世界を描く米ABCの人気ファンタジー『ワンス・アポン・ア・タイム』が、シーズン7をもって幕を閉じることが明らかになった。米Hollywood Reporterら複数のメディアが報じている。
シーズン7で終了する『ワンス・アポン・ア・タイム』
2月6日(火)、米ABCエンターテイメントのチャニング・ダンジー社長は本作が終了することを声明にて発表。「(クリエイターの)エドワード・キッツィスとアダム・ホロウィッツがこのドラマを提案した時、素晴らしい特別なものになると確信していました。この7年間、二人は多くの人に愛されるディズニーのおとぎ話の世界を新たに生み出し、その創造性と情熱で私たちを虜にしました。世界的なヒット作になったことは間違いありません。この作品に別れを告げるのは残念ですが、『ワンス・アポン・ア・タイム』は永遠にABCの伝説となることでしょう。ファンの皆さんに、最後まで楽しんでいただけることを願っています」
また、キッツィスとホロウィッツも、「7年前、"どんな時でも希望はある、ハッピーエンドはいつも起こりうる"ということを表現するべく製作に至りました。ですが、冒険やロマンス、マジックや希望がこんなにも長期にわたり我々を待っていたとは想像もしていませんでした。キャストやスタッフなど関係者全ての協力に感謝しています。そして、ファンにも感謝しています。残りの冒険を、どうぞ楽しんでください」と共同声明で感謝を伝えた。
打ち切りの理由は視聴率の低下
同作ではシーズン6で、主人公エマを演じるジェニファー・モリソン、ジニファー・グッドウィン(白雪姫役)、ジョシュ・ダラス(チャーミング王子役)、エミリー・デ・レイヴィン(ベル役)、ジャレッド・S・ギルモア(ヘンリー役)、レベッカ・メイダー(ゼリーナ役)の6人が降板。
大幅にキャストが変わったシーズン7は、成長したヘンリー(アンドリュー・J・ウェスト)と彼の娘ルーシー(アリソン・フェルナンデス)を中心にストーリーが綴られているが、放送日が日曜日から金曜日に変更したこともあり、レーティングは以前と比べると35パーセントも落ちていた。
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Photo:『ワンス・アポン・ア・タイム』(C) ABC Studios