『SUITS/スーツ』スピンオフの主役は『ARROW/アロー』スティーヴン・アメルに決定!

再ブームをきっかけに現在進められている『SUITS/スーツ』のスピンオフ。そのパイロット版の主演として、DCドラマ『ARROW/アロー』のスティーヴン・アメルが起用された。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

アローがカリスマ性あふれる元検察官に

米USA Networkにて2011年から2019年にかけて放送された本家は、Netflixで2023年6月から配信されるようになったことを機に再びブームを巻き起こし、それをきっかけにスピンオフ企画が浮上。『Suits: L.A.』という仮タイトルのスピンオフは、舞台をニューヨークからロサンゼルスに移し、本家のクリエイターであるアーロン・コーシュが脚本・製作総指揮を担当する。

詳細がほとんど明らかになっていないこの新作ドラマでスティーヴンが演じるのは、元ニューヨークの検察官で、刑事事件とエンターテインメント問題を専門にした法律事務所をロサンゼルスに構えているテッド・ブラック。彼が旧友のスチュアート・レーンとともに15年前に始めたこの事務所が危機的な状況を迎えたことから、彼は新たな道を模索することになるようだ。テッドは「カリスマ性にあふれ、自分の望みを最優先させるキャラクター」だという。

パイロット版の撮影はカナダのバンクーバーにて3月後半にスタート予定。今のところ、スティーヴン以外のキャストは発表されていない。なお、ユニバーサル・インターナショナル・スタジオとUCPの社長であるベアトリス・スプリングボーンは、「オリジナルと同じ雰囲気と同じレベルの美男美女が登場する」と請け負っている。また、この作品のシリーズ制作が決まれば、オリジナルシリーズのキャラクターが登場する可能性もあるようだ。

米CWで2012年から2020年まで続いた『ARROW』に主演し、そのほかの“アローバース”にもゲスト出演していたスティーヴン。その後は米Starzの『ヒール:レスラーズ』に参加したが、同作は昨年9月に2シーズンで打ち切られていた。スーパーヒーローとしてのスーツとは別のスーツを着る彼の新作がシリーズ化され、日本にも上陸してくれることを期待したい。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline米Entertainment Weekly

Photo:スティーヴン・アメル ©NYKC/FAMOUS