(※ 本記事は、『13の理由』シーズン1に関するネタばれを含みますのでご注意ください)
10代のいじめや自殺をテーマにしたNetflixの問題作『13の理由』で、主人公ハンナの母親オリヴィアを演じるケイト・ウォルシュが、シーズン2の見どころについて語った。米Bustleが報じている。
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本作は、自殺を図った高校生ハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が、生前に友人クレイを含む13人にカセットテープを送り、そのテープには衝撃的の事実が語られていた...というミステリードラマ。
2月8日(木)、ニューヨークで開催されたファッションイベント「Go Red For Women Red Dress Collection Fashion Show」に姿を見せたケイトが、インタビューに応じた。「シーズン2では、さらにブライス・ウォーカーの問題が取り上げられるわ。性的暴行の扱われ方や、その問題について語る筋書きが力強いものになっているはずよ」とコメント。
フットボールチームのメンバーであるブライス(ジャスティン・プレンティス)は、酩酊状態になったジェシカ(アリーシャ・ボー)の同意を得ずに性行為に及ぶだけでなくハンナにも性的暴行をし、その事実を認めた彼の告白をクレイ(ディラン・ミネット)がテープに録音。ケイトの発言から察するところ、そのテープが明るみになりブライスが罪を償うことになるのかどうかが、シーズン2の軸の一つになるのではないかと思われる。
新シーズンではブライスの件だけでなく、ハンナの自殺が周囲に与えた影響とジェシカの精神的な回復、どのように少年を、"少女と女性を尊重できる男性"に育てることが出来るかどうかも焦点になるようだ。
そしてNetflixは、シーズン2はシーズン1とは異なり、ハンナのナレーションによりストーリーが進行しないことも発表。ケイトのほかキャサリンとディラン、アリーシャとジャスティンに加え、トニー役のクリスチャン・ナバロ、自殺を図ったアレックス(マイルズ・ハイザー)もカムバックすることが決定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『13の理由』ケイト・ウォルシュ
(C)Beth Dubber/Netflix