ジャック・バウアーも大賛成!『24』が女性主役のリーガルドラマで戻ってくる

世界中で大ヒットした人気ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』(以下『24』)のジャック・バウアー役でおなじみのキーファー・サザーランド。キーファーは、新たな形での『24』スピンオフ作品製作に前向きな姿勢でいると発言した。米Digitalspyが報じている。

『24』のフランチャイズ作品といえば、2017年にキーファーが製作総指揮として参加した『24:レガシー』が記憶に新しい。だが全12話構成だったこの作品は、更新されることもなくそのまま終了した。

以前、クリエイターのハワード・ゴードン(『X-ファイル』『HOMELAND』)とブライアン・グレイザー(『インフェルノ』『Empire 成功の代償』)そしてジョエル・サーノウ(『HAWAII FIVE-0』『ケネディ家の人々』)は、リアルタイムで複数の出来事が進行していくアンソロジーシリーズのスピンオフ計画を立てていたようだが、どうやらそれが今回具体化したようで、『アメリカン・クライム・ストーリー』のような形のものを製作しようとしているとのこと。ただし今回は、女性が主役の法廷を舞台にした作品だという。

キーファーは、ゴードンたちのアイディアに対して、以下のように賞賛するコメントを発表している。「テロ対策ユニットの物語という形式から、女性の弁護士が活躍するドラマにするなんて、ものすごくいいアイディアだと思うよ。この弁護士の活躍によって、被告が死刑になるかどうかかが24時間以内に決まってしまうんだから。そしてその次のシーズンは、山火事から抜け出せなくなった消防士たちの24時間以内での脱出劇を描くものになるかもしれない。このフォーマットだと、色々なストーリーが展開できるんだ。今回のアイディアは非常に大胆だし、ゴードンとサーノウたちは、絶対に素晴らしい仕事をしてくれると期待しているから楽しみだよ」

またキーファーは以前、"いつか将来、ジャック・バウワーを再び演じてもいい"とも発言していた。このアンソロジーシリーズで、ジャックが帰ってくることはあるのだろうか。今後の動向にも注目したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『24 -Twenty Four-』
(C)2005 Twentieth Century Fox Film Corporation