歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務め、世界中で話題沸騰のソーシャルチェーン・ミステリー『13の理由』。世界中で話題沸騰の衝撃作から、出演キャストたちが作品への想いや、作品の及ぼす影響について熱く語っている特別映像をご紹介しよう。
本作は、高校生のクレイがある日、自分宛ての謎めいた箱を見つけるところから始まる。箱の中にあったのは、2週間前に命を絶ったクラスメート、ハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が録音したカセットテープ。そこには彼女が自殺に至った"13の理由"が録音されていた。二人の視点を通して明かされていく衝撃の秘密と真実。解禁された特別映像でも、彼女の死をめぐるミステリーが紐解かれていく様子がスリリングに描かれている。
ミュージカルの舞台『If/Then(原題)』やトニー賞とピューリッツァー賞に輝いた『Next to Normal(原題)』を手掛けたブライアン・ヨーキーが脚本を担当し、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞を受賞したトム・マッカーシー監督がメガホンを取る本作。キャストたちの言葉を裏付けるように、ヨーキーは「見るに堪えないシーンもある。それは明確なメッセージを伝えたかったからだ」と、思わず目を覆いたくなるシーンこそが現実であると述懐する。
続けて、「私が脚本家として描いた中で最も憎むべき役柄であるブライスを演じたジャスティン・プレンティスは、私が知る最も優しい若者の一人であり、彼が最初の本読みの日に、残虐なシーンを的確かつ見事に演じたあと、突然泣き出した時のことは忘れられない」とキャストもまた、物語をリアルに描くためにしっかりと向き合っていたと証言。本作で裏方に回ったセレーナも「現実を映し出したかった。人助けになる作品を作りたかったの」と、リアルを描くことで同じような立場にいる人たちに手を差し伸べられると語る。
Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』シーズン1は独占配信中。
Photo:Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』