『24 -TWENTY FOUR-』と『プリズン・ブレイク』、そして『X-ファイル』は、今なおファンの記憶に残る米FOXの人気作品。近年、それらの復活版やスピンオフを放送してきた同局が、今後の展開を明らかにしたことを、米Deadlineなど複数メディアが伝えた。
まず『24』は、ジャック・バウアーに代わる男性の元軍人エリック・カーターを主人公に据えたスピンオフ『24：レガシー』（主演：コーリー・ホーキンズ）が昨年2月から4月にかけて放送されたが、残念ながら打ち切りに。そして昨年11月、今度は女性検事を主人公に据えた法廷スリラーとして、同シリーズが復活すると報じられている。
そして今回、5月14日（月）に行われた記者向けのコールで、FOXテレビジョングループのダナ・ウォルデンCEOが説明したところによると、製作総指揮者のハワード・ゴードンは、オリジナルシリーズのクリエイターであるジョエル・サーノウ、ロバート・コクランとともに、『24』新作の企画に着手しているとのこと。詳細には触れなかったが「番組の方向性にとてもワクワクしている」と続けている。
また『プリズン・ブレイク』は、ウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルをはじめオリジナルキャストが復帰したシーズン5が、昨年4月から5月にかけて放送。今年1月には、新作の企画が動いているとの発表があった。今回の説明でFOXエンターテインメントのマイケル・ソーン社長は、「現在はまだ企画のごく初期段階。次をきちんとやれるよう専念しているところです」と述べるにとどまっている。
さらに『X-ファイル』は、通算でシーズン11に当たる復活版第2弾が、今年の1月から3月にかけて放送。しかしスカリー役のジリアン・アンダーソンは、シーズン11をもって同役を演じるのは最後にすると表明した。この経緯を受けて、ゲイリー・ニューマンCEOは、「（新シーズンの）計画はありませんし、話し合いは一度もしていません」と述べている。スカリー不在の『X-ファイル』が作られることは、少なくとも当面はないようだ。（海外ドラマNAVI）
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『24 -TWENTY FOUR-』
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『プリズン・ブレイク』
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『X-ファイル』
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