いい感じになった彼が、なかなか告白してくれない...。時代を超えて根強い女子のお悩みです。海外ドラマの恋愛模様から、どうすれば彼が積極的になってくれるのかを考えてみましょう。
■まずは「告白されない」という選択肢もアリ
ハナからタイトルを裏切る残念な展開ですが、「告白にこだわらない」というのもアリかもしれません。海外ドラマを見ていると、恋愛の初期に告白をするシーンは意外と少ないことに気付いたこともあるのでは?実はアメリカには正式な恋人になる前にしばらくデートを繰り返す「お試し期間」というものがあるのです。
二人で会うようになると、ついつい「どうするの? 付き合うの?」と気になってしまうものですが、あまりムキになると相手ににそっぽを向かれる原因になりかねません。
恋愛の序盤はお試しのつもりで「とりあえずデートしてみよっか!」という軽やかさも楽しいもの。他の方面にもアンテナを張りながら、彼に心の準備期間をあげるのもいいかもしれません。
■告白を待つ時期は、スマホに頼りすぎない!
携帯電話の普及やソーシャルネットワークのおかげで、連絡が取れずにすれ違う恋人たち、というシチュエーションは起きなくなりましたよね。とはいえ、すぐに連絡ができるとはいっても、彼にメールを送る頻度には慎重になった方がいいでしょう。連絡の返事はゆっくり、少なめで大丈夫。また、デートでテーブルにスマホを置くのもオススメできません。
彼のSNSに頻繁に現れたり、「これでもか!」と、自分の私生活や料理の腕前を投稿し過ぎるのも考えものです。恋の駆け引きのためには、自分のことを全て伝えるのではなくミステリアスな部分を残しておくのが得策。
■自分から仕掛けるなら、覚悟を決めて!
最後に、セレブ系青春ドラマ『ゴシップガール』の中に「3 words, 8 letters, say it and I"m yours.(8文字の3単語。それを言ってくれたら私はあなたのもの)」というセリフがあります。つまり「私を手に入れたいなら、ちゃんと"I love you"と言って!」という意味。ブレアが当時曖昧な関係にあったチャックに放った一言です。アメリカでは男女間の"I love you"はとても重い意味があるので、彼の決意を促しているわけですね。
ズルズルと曖昧な関係を続けてしまった場合は、女性からこんな風に決断を迫るのもアリかもしれません。ただしNGなのは、本当は別れる気なんてないのに「ちゃんと言ってくれなきゃもう会わないから!」的な駆け引きを仕掛けて、結局グダグダと話し合いに突入...みたいなパターンです。
決断を迫る時は自分も覚悟を決めるべきでしょう。ちなみに、この時チャックは"I love you"を口にできず、ブレアはその場を去ってしまうわけですが、この潔さ、大切なのではないでしょうか。
なんだかんだと言いましたが、ドラマの華麗なヒロインたちも悩みに悩むのが恋愛というもの。実生活でいろいろ経験するかたわら、海外ドラマを観ながら恋のテクニックとハートを磨いていきましょう!(海外ドラマNAVI)
Photo:レイトン・ミースター&エド・ウェストウィック(『ゴシップガール』ブレア&チャック)
(C) DARA KUSHNER/FAMOUS