大ヒットドラマ『シカゴ・ファイア』のクリストファー・ハーマン役や『SEX AND THE CITY』のスティーヴ役で知られるデヴィッド・エイゲンバーグが、米TV Newsのインタビューに答えた。
現在、故郷にほど近いシカゴに、9歳の息子と4歳の娘、妻と幸せに暮らすデヴィッド。「（『シカゴ・ファイア』や『SATC』ではどちらもバーで仕事をする役だが）実は私自身は一切飲まないんだよ。どうしていつもバーに縁があるのか、わからないけどね。そういう顔に見えるのかな。もうバーなんて何年も行ってないのに」と打ち明ける。彼は、海兵隊予備部隊に4年所属したのち、俳優を夢見てニューヨークへ。ブロンクスの叔父の家にしばらく世話になったあと、イースト・ハーレムへ移り住んだが生活はとても厳しく、過酷な建築現場で働きながらオーディションを受け続けていたそうだ。そんなデヴィッドに、5つの質問を投げかけてみた。
Q1．常に冷蔵庫にあるものは？
「チーズかな。スナックとして食べられるから。それとケチャップだね。だってロナルド・レーガン（元大統領）が、"ケチャップは野菜だ"って言ってたし。あとはトレーダー・ジョーズ（大手スーパーチェーン）のピーナッツ・バター・カップだ。とても美味しくて幸せな気分にしてくれるからね」
Q2．もし俳優でなかったらどんな職業を？
「建築家になりたいな。建築が好きなんだ。理系じゃないから適性はないんだけど」
Q3．憧れのスターに会った時の思い出というと
？
「ロディ・マクドウォール（『猿の惑星』）に仕事で会うためにロスにいた時だよ。待ち合わせ先のハリウッド・ヒルズに向けて運転していたら、彼が出演していた映画『ポセイドン・アドベンチャー』のテーマソングがラジオから流れてきたんだ。そんな人に僕が会えるなんて！と思ったよ。実際の彼は、とても思いやりがある人だったね」
Q4．今まで買った中で一番の贅沢品は？
「20年くらいTVのない生活をしていたけど、ある時、発売されたばかりのとても高価な液晶TVを買ったんだよ。ケーブルには加入しないでビデオレコーダーも買ったんだ。そしたら周りのみんながひどい目で見るんだよ。でも僕は『SATC』で少し稼げるようにもなっていたし、"絶対TVを買うんだ！"ってみんなに言ったんだ」
Q5．もしセレブを3人だけディナーに呼べるとしたら、誰を呼ぶ？
「故人だけど、素晴らしい映画『嘆きの天使』に出ているエミール・ヤニングスだね。トランプ大統領を彷彿とさせるような、すごい偽善者を演じているよ。二人目は、クリント・イーストウッド。彼は非常に尊敬できる、引き込まれる魅力を持った監督だと思うよ。最後の一人は、また故人だけど、ナタリー・ウッドだね。ボートから落ちて亡くなってしまったけど、どういう状況だったのかを聞きたいんだ」
いろいろと答えてくれた親しみやすい雰囲気のデヴィッドだが、ハーマンやスティーヴのイメージと違いはあっただろうか？（海外ドラマNAVI）
Photo：デヴィッド・エイゲンバーグ（『シカゴ・ファイア』）
© 2015 Open 4 Business Productions, LLC. All Rights Reserved.
