アンドロイドの覚醒を描く話題のSFドラマ『ウエストワールド』に出演中の女優が、番組を彼女より理解していると思い込むファンに憤慨している。
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(以下は、『ウエストワールド』の重要なネタばれを含みますのでご注意ください)
その女優とは、ウエストワールドの技術者エルシー・ヒューズを演じるシャノン・ウッドワード。エルシーはシーズン1半ばで失踪して以来、生死不明だったが、先日放送されたシーズン2の第4話「The Riddle of the Sphinx(原題)」で、生きていることが明らかになった。そのタイミングでMarie Claire誌がシャノンにインタビューを行っている。
シャノンによると、シーズン1の撮影現場では俳優たち、とりわけエヴァン・レイチェル・ウッド(ドロレス役)とシャノン本人が熱心に、物語の謎にまつわる意見を交換していたという。それだけに、視聴者の反応も同じなのを見て喜んだシャノンだが、自分の考えが正しいと主張して言い負かそうとする人には辟易したということだ。
「最初は番組を楽しんでくれるのが嬉しかったから笑顔で対応していたんだけど、だんだん男の人特有の、上から目線で一方的に言い含められている気がしてきて。"私は脚本を読んでいるのよ。あなたが言うようなことは起きてない"と言い返したの。すると、こっちの読解力が低いような態度を示すもんだから、本当に気分を害したわ。私は大の読書家なんですからね!」と、その時かけていた眼鏡の位置を調整しながら、憤慨してみせるシャノン。
とはいえ、シーズン1終盤における、バーナードがホスト(アンドロイド)だったという展開は、さすがのシャノンも予想できなかったとか。とりわけ、バーナード役のジェフリー・ライトと一緒の撮影が多かっただけに驚きは大きかったようで、「気づくべきだった。あまりにも核心に近い立場にいたから、まさか、共演者を含めてみんなから騙されているなんて思わなかったの」と悔しがっている。
なお、シーズン2も前シーズン同様、先の展開が予想しにくい複雑なプロットが進行しているところだが、それでもシャノンは、エルシー以上に真実を知らないのは、むしろ演技にプラスだと捉え、頑固なエルシーを演じ続けると話している。
『ウエストワールド』シーズン2は、BS10 スターチャンネルにて独占放送中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ウエストワールド』シーズン2
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