復活が決まった『LUCIFER』、新シリーズでは裸や血の描写が増える?

地獄に飽きてロサンゼルスに舞い降りた悪魔が、女性刑事とタッグを組んで事件を解決していくドラマ『LUCIFER/ルシファー』。米FOXでの打ち切りから一転、Netflixにて新シーズンの製作が決定した本作は、より自由な作品作りができるようになるようだ。

英Digital Spyによれば、一般的に、ストリーミングサービスの番組はネットワークの番組よりもバイオレンスシーンや性的なシーン、オトナ語などを含んだ描写に寛大で、『LUCIFER』もその自由を最大限に活用するとみられる。

ショーランナーのイルディ・モドロヴィッチは米TVLineの取材に対し、ルシファー(トム・エリス)が裸になっているシーンを例に挙げて、より自由な描写への展望を明かした。「私たちはクレイジーなことをしたかったわけではないけど、彼の"後ろ側"を見たいと思っていたの。だって誰にでもお尻はあるでしょ。彼のお尻ってほんとに素敵なのよ! それをあえて見せないでいることなんてできる?」「"血"の描写はもう少しリアルになって、ホラー感も増すことになりそう、もちろん番組の方向性を損ねない程度にだけど。それからいずれ大きな違いを生むことができるよう、小さな変化も取り入れていくわ」

今年の5月末、『LUCIFER』は同月13日に放送が終了したシーズン3をもって終了となることが放送局だったFOXから発表された。しかし、製作サイドは続編を期待してクリフハンガーになるラストを作っていたため、ファンがSNSにてシリーズ救済のキャンペーンを展開。その結果、Netflixにて復活するに至った。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LUCIFER/ルシファー』
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