DCの人気コミック「ウォッチメン」を米HBOがドラマ化するシリーズに、歴史ドラマ『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』でロドリーゴ・ボルジアを演じたジェレミー・アイアンズが加わることがわかった。米TV Lineが報じている。
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アラン・ムーアによる原作コミックは、1985年の東西冷戦下が舞台。ヒーロー集団"ウォッチメン"のメンバー、ロールシャッハが元仲間の殺人事件を探るうちに、ウォッチメンのほかのメンバーにも危険が迫る...という展開だ。ドラマ版は原作にインスパイアされた、オリジナルをリミックスしたような内容になるという。
ジェレミーが演じる役名は不明だが、英国管轄区の年老いつつある傲慢な貴族を演じるとのこと。彼のほかには、すでにドン・ジョンソン(『マイアミ・バイス』)、レジーナ・キング(『LEFTOVERS/残された世界』)、ルイス・ゴセット・Jr(『エクスタント』)、アデレイド・クレメンス(『パレーズ・エンド』)、アンドリュー・ハワード(『エージェント・オブ・シールド』)、ティム・ブレイク・ネルソン(『インクレディブル・ハルク』)の出演が決定しているが、いずれも演じる役柄の詳細は明らかになっていない。
『ベター・コール・ソウル』『ジ・アメリカンズ』のニコール・カッセルがパイロット版でメガホンを取り、クリエイターを務めるのは『LOST』『LEFTOVERS』などで知られるデイモン・リンデロフ。
ジェレミーがDCコミックス作品に出演するのは初めてではなく、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でバッドマンことブルース・ウェインの執事アルフレッド役を演じている。
本作の放送日はまだ決まっていない。今後も引き続き、最新情報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェレミー・アイアンズ
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