『13の理由』ライアン役トミー・ドーフマン、共演のケイト・ウォルシュから多くを学んだ

自殺をテーマに、悩める10代の若者たちを描いた米Netflixのドラマシリーズ『13の理由』でライアン役のトミー・ドーフマンがシーズン2を振り返り、共演者のベテラン俳優ケイト・ウォルシュから多くを学んだと米Hollywood Reporterのインタビューで語った。

シーズン2でトミーは主人公ハンナの母親オリヴィアを演じるケイト・ウォルシュ(『プライベート・プラクティス』)との共演シーンが多かったそうで、「とても感謝している。ケイトはこの業界でも、また問題の多い現代社会に生きる一人の人間としても先輩だからね。彼女から撮影中多くのことを学んだよ。今後、そのことを生かしていきたいと思う」と述べた。大学を卒業した直後に同作のシーズン1に参加したトミーは、撮影現場で戸惑うことが多かったが、失敗を恐れないことの大切さなどを学んだと打ち明けた。

高校生役にさかのぼることについて、自身の高校時代を思い出しつつこう述べた。「僕が高校生だった時よりも、ライアンは自分に自信を持っていると思う。だから、そんな自信のある彼として再び高校生に戻れるのはとても楽しかったよ。高校時代の僕は、ライアンのように確固とした自信を持っていなかった。20代で成長した感じだね。ライアンは、物おじしないし、性的嗜好に関しても勇気があるし、カリスマ性がある。それに詩人、アーティストとしてもね。僕はというと、学校の隅に隠れて、誰かが一刻も早く助けてくれるのを待っていただけだったよ」

本作は、自殺を図った高校生ハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が、生前に友人クレイを含む13人にカセットテープを送り、そのテープには衝撃的の事実が語られていた...というミステリードラマ。衝撃の展開が続くシーズン2では、更なる問題定義がなされている。

世界中で話題沸騰の『13の理由』シーズン2は、Netflixにて全世界同時ストリーミング中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『13の理由』
(C) David Moir/Netflix