(本記事は、シーズン5のネタばれを含みますのでご注意ください)
大ヒットドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』で、温厚な化学教師から裏世界の大物へと変貌を遂げる、主人公ウォルター・ホワイトを演じたブライアン・クランストン。ベテラン俳優の彼が、シリーズで一番心に残っているシーンについて語っている。米Cinema Blendが伝えた。
5シーズンにわたり放送されたシリーズの中でブライアンが一番好きだというのは、シーズン5第5話「荒野の作戦」で描かれた列車のタンクから大量のメチルアミンを奪うシーン。ウォルターと相棒ジェシー(アーロン・ポール)、冷酷な男トッド(ジェシー・プレモンス)とフィクサーのマイク(ジョナサン・バンクス)が計画を実行に移し、全て順調に進んでいるかに見えたがオフロードバイクに乗った少年に現場を目撃され、少年はトッドに射殺されてしまうのだ。
そのシーンについてブライアンは、一世一代の作戦が成功して沸き立っていた直後に罪のない少年が無残にも殺され、「このシーンは"モラルを忘れた行動を取ると、それに見合った結果が伴う"という教訓を表している。本当に見事なシーンだよ」と語っている。
今年で放送開始から10周年を迎えた『ブレイキング・バッド』は、久々に主要キャストが集結する同窓会インタビューが先日行われた。
そして、スピンオフ版となる『ベター・コール・ソウル』に、クリエイターのヴィンス・ギリガンがウォルターとジェシーを登場させたいとコメントし、演じるブライアンとポールも出演する気は満々だと述べていた。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ブレイキング・バッド』シーズン5第5話
(C) Ursula Coyote/AMC