『グッド・ワイフ』ジュリアナ・マルグリーズ、今度はナショジオドラマでエボラ熱と闘う!

夫のスキャンダルを機に、弁護士として復帰することになった女性を中心にたくましく生きる女性たちの姿を描いた法廷ドラマ『グッド・ワイフ』。本作で主人公アリシアを演じたジュリアナ・マルグリーズが、ナショナル・ジオグラフィックによる新作ドラマに出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。

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TV批評家協会夏のプレスツアーで発表された内容によると、『The Hot Zone(原題)』というタイトルのこの新作は、エボラ出血熱を題材にしたミニシリーズで、1989年の米国首都ワシントンD.C.を舞台にしたもの。ジュリアナは、アメリカ軍所属の科学者ナンシー・ジャックスを演じる。ナンシーは、秘密部隊のSWATチームと協力し、エボラウィルスのパンデミックを防ぐべく全力を尽くすという役どころ。

既に4月にシリーズ化が決定していた同作は、アメリカ人のベストセラー作家リチャード・プレストンが1994年に執筆した同名ノンフィクション小説を題材に、ケリー・サウダーズ(『アンダー・ザ・ドーム』)、ジェフ・ヴィンター(『アイ,ロボット』)、リドリー・スコット(『グッド・ワイフ』)らを製作スタッフに迎え製作される。

ナショナル・ジオグラフィックのグローバル作品部上級副社長のキャロリン・バーンスタインは、以下のようにジュリアナのキャスティングを喜んでいる。「ジュリアナは夢のような最高のキャスティングです。彼女の暖かさ、強さ、ユーモア、そして知性があってこそ、この恐ろしいストーリーがリアルで、かつ身近に思えるようになるのです。この作品で、世界中の人々がナショナル・ジオグラフィックに更に興味を持ってもらえ、エンターテイメント性がある放送局だとお伝えすることができるでしょう」

ナショナル・ジオグラフィックは、エミー賞のノミネーションも受けシーズン3までの更新が決定している、毎シーズン異なる革新者に焦点を当てるアンソロジードラマ『ジーニアス』シリーズと、1990年代のシリコン・バレーを舞台にした『Valley of the Boom(原題)』というミニシリーズの新作も手掛けている。

一方ジュリアナは、理想の体型を強いられる世の女性たちの憂いを描いた米AMCのブラックコメディ『ダイエットランド』にキティ・モンゴメリー役で出演。本作は、2015年のベストセラー、サライ・ウォーカー著の美容業界を背景にした「Dietland(原題)」を原作としたドラマで、こちらはAmazonプライム・ビデオにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グッド・ワイフ』
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