『デス妻』のあの人、Netflixミニシリーズ『ボクらを見る目』で検察官に!

大人気コメディ・ミステリードラマ『デスパレートな妻たち』でリネットを演じたフェリシティ・ハフマンが、Netflixの冤罪事件を扱うミニシリーズ『ボクらを見る目』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

本作は、1989年にニューヨークのセントラルパークで実際に起きた婦女暴行事件をドラマ化した作品。ジョギング中だった白人女性をレイプした疑いで黒人とラテン系の少年5人が逮捕され、現場で見つかったDNAが一致しなかったのにも関わらず、警察の圧迫尋問により罪を認め有罪判決が下された。しかし事件から13年後、真犯人が事件について自白。5人は無罪を証明され自由の身となり、タブロイド紙を大きく飾るほど騒がれた事件だ。

フェリシティが演じるのは、裁判の最中にマンハッタン地方検事局の性犯罪課で働くことになるリンダ・フェアスタイン検察官。

今回彼女に加え、映画『ムーンライト』で少年時代のケヴィンを演じたジャハール・ジェロームが、5人のうちの一人で無罪が証明されるまで12年もの間服役した少年コーリー・ワイズを。また同じく逮捕された少年の一人、アントロン・マックレイ役に扮するジョヴァン・アデポ(『フェンス』)の出演が決まった。アントロンは、6年間服役した後に釈放された。

すでに、マンハッタンの地方検事補エリザベス・レデレー役にヴェラ・ファーミガ(『ベイツ・モーテル~サイコキラーの暴走~』)、逮捕された少年の一人レイモンド・サンタナの父親シニア役にジョン・レグイザモ(『ジョン・ウィック』)、アントロンの父親ボビーにマイケル・K・ウィリアムズ(『ハップとレナード ~危険な2人~』)がキャスティングされている。

『ボクらを見る目』は、2019年にNetflixで配信予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『デスパレートな妻たち』
(c) ABC Studios