なぜ『LUCIFER』は打ち切りになり、Netflixが救済したのか? その理由が判明!

ロサンゼルスに舞い降りた悪魔が女刑事とタッグを組み、事件を解決していくドラマ『LUCIFER/ルシファー』。なぜ本シリーズはFOXで打ち切られ、Netflixが救済の手を差し伸べたかを米CBRが報じている。

まず打ち切りについて、今月2日(木)にTV批評家協会(以下TCA)のプレスツアーで、FOXテレビジョンの会長兼CEOダナ・ウォルデンは「シーズン3の視聴率が下降線をたどるようになり、FOXとしてはシーズンを更新したかったが、利益を上げることが出来なかった。製作費が安くはないシリーズだけに、最終的には視聴率を稼げなかった」と明かした。

では、なぜ視聴率が振るわなかった本シリーズに、Netflixは救いの手を差し伸べたのだろうか? TCAのプレスツアーでNetflixのオリジナルコンテンツ部門のシンディ・ホランド副社長が、その点について述べている。「Netflixが配信されている世界の各地域で、『LUCIFER』はファンから大きな支持を得ています。よって、そういったファンのためにも、シリーズを継続させていくことが大切だと感じたのです」とコメントし、シーズン3の最終話が大きなクリフハンガーで終わっていたことと、米国外におけるシリーズの人気振りに注目したようだ。

FOXにより打ち切りと発表された後、嘆いたファンが復活を求めるキャンペーンをSNSで展開したことも、Netflixの決定に影響を及ぼしたのかもしれない。全10話となるシーズン4は来月撮影開始となり、2019年上旬にNetflixで配信スタートを予定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LUCIFER/ルシファー』(c)Warner Bros. Entertainment, Inc.