映画『アベンジャーズ』シリーズにも登場した国際平和維持組織"シールド(S.H.I.E.L.D.)"の活躍を描く『エージェント・オブ・シールド』。本作を製作する米ABCが、新しくマーベルのドラマシリーズの企画を進めていることがわかった。米Deadlineが報じている。
【関連記事】なぜ、マーベル・スタジオの実写作品の《ユニバース化》は成功し続けているのか!?
ABCエンターテインメントのチャニング・ダンジー社長が新企画について、「マーベルといえば、現在話し合いをして一緒に企画を進めています」と発言。どの作品を映像化するのかといった詳細には触れず、「気持ちが沸き立っています」とだけコメントしている。
同局のマーベル・ドラマシリーズは、2013年に放送がスタートしシーズン6の放送が2019年に控えている『エージェント・オブ・シールド』。しかし、キャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターの活躍を描く『エージェント・カーター』は、シーズン2で打ち切り。その後、2017年にオンエアされた『マーベル インヒューマンズ』は視聴率が振るわず、たった1シーズンでキャンセルされてしまった。
またダンジー社長は、昨年8月にABCを去りNetflixと独占契約を交わしたションダ・ライムズについても言及。現在、ABCではライムズが手掛けた人気シリーズ『グレイズ・アナトミー』と『殺人を無罪にする方法』、新作ドラマ『For The People(原題)』と『Station 19(原題)』が放送されているため、「現時点でションダの不在は感じていません。彼女がNetflixで活躍できることを嬉しく思っています」と語っている。
ABCで進行中の新マーベル・ドラマシリーズについて、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『エージェント・オブ・シールド』
(c)2016 MARVEL & ABC Studios