9月17日(月)にロサンゼルスで発表された第70回エミー賞(プライムタイム・エミー賞)でリミテッド・シリーズ部門の作品賞のほか、監督賞(ライアン・マーフィー)、主演男優賞(ダレン・クリス)の3部門で受賞、先駆けて発表されたクリエイティブアーツ・エミー賞でも2部門を獲得していた『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』。受賞を記念し、12月19日(水)より全話一挙デジタル配信されることが決定した。
【関連記事】第70回エミー賞 主な受賞結果一覧はこちら!
プライムタイム・エミー賞、クリエイティブアーツ・エミー賞でともに9ノミネートと、リミテッドシリーズ部門としては最多を数え、候補数は合わせて18と下馬評の高かった本作。授賞式で、監督賞を獲得したマーフィーは「最初の日からサポートしてくれているすべての女性に感謝したい」と語った。一方、主演男優賞を受賞したダレンは、『Glee/グリー』時代から仕事をしてきたマーフィーに対し「僕を信じ、この機会をくれて本当にありがとう」と感謝。また会場に同伴していた、婚約者ミア・スワイヤーへも「愛しいミアへ。君はいつも窓を開け、音楽をかけてくれる存在。とても感謝しているよ。君と出会えた自分はなんて幸運なんだ!」と壇上から愛のこもったメッセージを送り、会場からは拍手が溢れた。
『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』は、ファッション界最大にスキャンダラスな殺人事件をテーマに、連続殺人鬼アンドリュー・クナナンの謎多き半生に迫るクライム・サスペンス。美貌とIQを兼ね備えた有名デザイナーのジャンニ・ヴェルサーチが自宅前で射殺された。犯人は、すでに4人の殺害で指名手配中だった男娼アンドリュー・クナナン。暗殺から8日後、FBIに追い詰められた彼は拳銃で自ら命を絶ってしまう...。IQ147の頭脳と美貌を兼ね備え、将来を有望視されていた彼が、なぜ全米を巻き込む事件を起こしたのか!?
エミー賞とゴールデン・グローブ賞を賑わせたシリーズ前作『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』に続き、マーフィーが製作総指揮を務めた本作。キャストはダレンのほか、エドガー・ラミレス(『ガール・オン・ザ・トレイン』)、ペネロペ・クルス(『ローマでアモーレ』)、リッキー・マーティン(『Glee』)など。なお、デジタル配信は字幕版・吹替版の両方があり、後者では『Glee』でもダレンの声を担当していた岸尾だいすけが起用されている。
『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』(全9話)は、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンより12月19日(水)デジタル配信開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation and FX Productions, LLC. All rights reserved.