マーベルの大ヒット映画シリーズ『アベンジャーズ』や『キャプテン・アメリカ』でスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役のアクションの代役を務める女性、ハイディ・マネーメイカー。俳優の尾崎英二郎が彼女との一騎打ちを体験した。
【関連記事】尾崎英二郎によるこの体験記コラムはこちら
子どもの頃から活発だったハイディは、体操選手としてアメリカの大学チーム選手権で優勝を争うほどに成長し、女優の体操シーンの代役を務めたことからスタントの道へ。前述のマーベル作品のほか、『チャーリーズ・エンジェル』『ミッション:インポッシブル』『ワイルド・スピード』といった人気アクションシリーズにも登場している。また、スタント界のアカデミー賞とも言える賞を3度受賞した実力者だ。
スタントの第一線で活躍する彼女と2年前から面識のあった尾崎は、ハイディ本人からアクションのトレーニングを受けられるという体験ワークショップに参加。スタント志望者、あるいはその卵といった本気モードの人々に囲まれて、アクションシーンで使われる基本的な動きをしっかりと学び、短い格闘シーンの振り付けを繰り返して体に覚えさせたら、最後にハイディ本人を"やっつける"というコースだ。
もちろん、やっつけるといっても、習った振り付け通りにお互いに演じていくというもの。しかし、中には軽くとはいえ実際に相手の体に当てる動作もあるそうで、迫力たっぷりなアクションシーンがいかに綿密に熱心に作られているのかが伝わってくる内容だ。この一騎打ちに関しては、10以上の工程に分けて動きの展開が画像付きで丁寧に説明されているので、ぜひコラム本文でご確認いただきたい。
なお、ハイディは2019年5月に全米公開予定の『アベンジャーズ』4作目でも、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ役のアクションを演じる。みなさんもそんな彼女のアクションシーンに今まで以上に注目してみてはいかがだろう?(海外ドラマNAVI)
Photo:ハイディ・マネーメイカーと尾崎英二郎
(C) 尾崎英二郎