『TWD』アンドリュー・リンカーン、次の出演作は同作プロデューサーが手掛けるあのホラーシリーズ!?

大ヒットサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』(以下『TWD』)でリック・グライムズを演じているアンドリュー・リンカーン。約10年間主演を務めてきた彼は、現在放送中のシーズン9をもって降板することが決まっているが、製作総指揮のゲイル・アン・ハードは、自身が手がけるホラーアンソロジーに出演して欲しいと思っているという。米TV Insiderが伝えた。

その作品とは、実際に起こった恐怖の出来事を実写化し話題となったAmazon Prime Original(アマゾン・プライム・オリジナル)『ロア 〜奇妙な伝説〜』。スリラー作家アーロン・マーンケが2015年にスタートした同名の人気ポッドキャストがベースで、1話ごとに、吸血鬼や狼人間などの昔から存在する言い伝えや現代社会のホラー、都市伝説のように語り継がれる伝承の裏に隠された真実が、センセーショナルな映像やアニメーション、記録とナレーションによって描かれる作品。

本作シーズン2のプロモーションのため、ショーランナーのショーン・クラウチとともにNYコミコンに登場したハード。米UPIから、ヨーロッパで撮影するエピソードにアンドリューが登場する可能性があるかと尋ねられ、「オーマイゴッド! あなたの言葉をアンディに聞かせたいわ!」と、記者のアイディアを支持。クラウチも「ぜひそうしたいね」と賛同した。

続けてハードは、トーマス・クレッチマン(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)やユルゲン・プロフノウ(『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』)、ダグ・ブラッドレイ(『ヘルレイザー』)といった名優たちが『ロア』の新シーズンに出演することに触れ、「こんなに素晴らしいキャストが揃ったのは、(撮影現場に)7年間も拘束されることがないからよ(笑)。アンソロジーの撮影は5日か6日で済むんだから」と、家族と過ごす時間を大事にしたいという理由で『TWD』降板を決めたアンドリューにも負担がかからないことをアピールした。

『TWD』に続いて、アンドリューとハードのコラボが実現するか。朗報を楽しみに待ちたい。その前に、アンドリューにとってウォーカーとの最後の闘いとなる『ウォーキング・デッド』シーズン9は、FOXチャンネルにて放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン9
(C) Jackson Lee Davis/AMC