大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』のグレン役で知られるスティーヴン・ユァンが、10月6日(土)、白血病のため76歳で死去した元共演者のスコット・ウィルソンについてコメントした。米Comicbookが報じている。
リックの良き友でもあった獣医師ハーシェル・グリーンを演じたスコットは今月帰らぬ人となったが、スティーヴンはトーク番組『Larry King Now』でスコットとの思い出を以下のように語った。
「出会えたことに感謝したいと思えるような人だったよ。人生を思う存分生きるということを見せてくれる人物だった。どんな瞬間でも、何事にも誰にでも感謝を忘れない明るい人だったからね」
司会者のラリーに視聴者からの質問として、『ウォーキング・デッド』の撮影で一番好きだったシーンと、共演者らと今でも連絡を取っているかと聞かれ、「好きなシーンは沢山ある。共演者に本当に恵まれていたんだ。グレンを殺してくれとは言わなかったけど、いつかは死ぬんだろうなとは薄々思っていたよ。それから、共演者たち皆と連絡は取っているよ。昨日会ったばかりの人もいるし。僕の人生でとても大切な友人たちなんだ」と今でも共演者たちと仲が良いことをうかがわせた。
スコットの逝去が報じられた後、放送局AMCや共演者たちもそれぞれソーシャルメディアなどでコメントを発表。10月7日(日)に米国でオンエアされたシーズン9の初回エピソードの始まりは、スコットへのトリビュートとして、彼の写真に"スコット・ウィルソンを追悼"と書かれたワンショットが放送された。
シーズン2、3、4と出演していたスコットは、今月6日(土)にニューヨークで開催されたコミコンでシーズン9に復帰することが発表されファンを喜ばせていた矢先の訃報だった。スティーヴンも同じ時期に、ファンや共演者、皆に愛されたスコットと共演できたことに感謝をしているようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン4
(C) Gene Page/AMC