英エリザベス2世の治世を描くNetflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』シーズン3で、若い助産婦たちの生き方を涙と笑いを交えて描いた英国ドラマ『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』のエメラルド・フェネルがコーンウォール公爵夫人カミラを演じることがわかった。米TV Lineが報じている。
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シーズン3では1970年代にタイムジャンプし、ウェールズ大公チャールズの後妻となるカミラが、初めてチャールズ王子と出会う場面が描かれるという。
エメラルドはインタビューで、「心からワクワクすると当時に、才能あるキャストが大勢出演している『ザ・クラウン』に加わることに恐れも感じています。カミラのことが大好きで、10代の頃からマッシュルームヘアのチェーンスモーカーを演じる準備を整えていた自分に感謝しています」と、カミラを演じる意気込みを語っている。
シーズン3より描かれる年代が変わるためキャストも一新され、エリザベス女王役にオリヴィア・コールマン(『ブロードチャーチ』)、女王の夫であるエディンバラ公フィリップ殿下にトビアス・メンジーズ(『アウトランダー』)、マーガレット王女役にはヘレナ・ボナム・カーター(『ハリー・ポッター』シリーズ)がキャスティングされている。そしてチャールズ王子役は、英国ミステリードラマ『リッパー・ストリート』でボビー・グレイス巡査を演じたジョシュ・オコナーが演じることになっている。
エメラルドは、映画『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』や、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベを描く『リリーのすべて』にも出演している。
エメラルドがコーンウォール公爵夫人カミラ役でキャストに加わる『ザ・クラウン』シーズン3は、2019年よりNetflixにて配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:エメラルド・フェネル
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