米NBCの人気シリーズ『シカゴ・ファイア』で救急隊員のガブリエラ・"ギャビー"・ドーソンを演じていたモニカ・レイモンド。シーズン1から本作のヒロイン的ポジションでレギュラー出演していた彼女は、今年5月に終了したシーズン6をもって降板した。
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最近になり、本作のクリエイターであるデレク・ハースはモニカが戻ってくるためのドアはいつでも開けてあると米US Weeklyにコメント。これを受け、モニカも古巣への思いを米TVGuide.comに明かした。
「キャストやクルーが本当に恋しいの。あの人たちと一緒に働くことは喜びであり、名誉なことよ。本当に大好きなの。アメリカのファーストレスポンダー(消防や警察などの一次対応者)が私たちを守るためどんな日々を送っているのか、その物語を伝えることはとても光栄なことだわ」
しかし、復帰についてモニカは「正直なところ、わからないわ」と本音を吐露。「もし私が我慢できずに戻ることになったとして、ドアを開けてくれていることはわかっているし、とても感謝しているの。今の私はこれから何をしたいか、自分と向き合っている段階だから、ショーに戻るかどうか、今はわからないわ。議論の余地があるけど、復帰に対しては消極的な気持ちよ」と語っている。
降板後、モニカは米NBCが企画する新たな女性監督を発掘するFemale Forward Directors Initiativeに参加。そして『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のシーズン20第8話で監督を務めた。
クリエイターのハースは、US Weeklyのインタビューに対し、「モニカから降板の報告を受けた時はショックを受け、彼女の気が変わることを期待して、シーズン6の結末を書いた」と告白。彼女にはいつでも戻ってきてもらいたい、彼女のためならチームも動くだろうと明かしていた。
『シカゴ・ファイア』シーズン7は米NBCにて放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:モニカ・レイモンド『シカゴ・ファイア』
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