ベネディクト・カンバーバッチ、『グリンチ』のようにある人のクリスマスを台無しにしていた過去を告白

大人気キャラクター「ミニオン」を生み出したイルミネーション・エンターテイメントが送るクリスマス長編アニメ映画『グリンチ』。本作で主人公グリンチの声を担当しているのが人気俳優のベネディクト・カンバーバッチ(『SHERLOCK/シャーロック』)だが、実は彼自身もグリンチのように人のクリスマスプレゼントを壊してしまったことがあるという。英Mail Onlineが伝えた。

「僕は他の人のクリスマスを台無しにしたことがあるんだ」と、ベネディクトは英The Sunday Telegraphに告白。子どもの頃のあるクリスマスを回顧した。

慣例通りの家族の平和なクリスマスの朝、早起きしてしまったため"退屈"だと感じた彼は、祖母の家であるいたずらをすることを思いついたそう。それは、しっくいの天井に向かってパーティークラッカーを破裂させるというもの。しかし、これが思わぬ事態を招いてしまった。

「クラッカーの騒音でみんなが起きただけじゃなく、僕と一緒に全てのクリスマスプレゼントが石膏で覆われてしまったんだよ」と子どもの時の思わぬ失態を明かした。

『グリンチ』は、1957年に出版されたDr.スースの児童向け絵本「いじわるグリンチのクリスマス」が原作。1966年にテレビ化、2000年に長編映画化されており、アメリカでは国民的に愛されている。物語は、一人ぼっちでひねくれ者のグリンチが幸せな雰囲気に包まれるクリスマスに我慢できず、村からクリスマスを盗むというとんでもない作戦を実行しようとする。

ベネディクトは、2000年にジム・キャリーが実写化したクリスマスのアイコンを演じることに、「チャレンジだった」とプレッシャーも感じていたことをCNNに明かしている。しかし、約60年前に世に出た物語ではあるものの、現代でも多くの人々が社会から「切り離されている」と感じているだろうと、今だからこそ共感できる話だと語っている。

グリンチがひねくれ者になるまでの背景が描かれている『グリンチ』は、12月14日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:ベネディクト・カンバーバッチ
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