1993年から12シーズンにわたり放送され、ロウワー・イーストサイドの15分署を舞台に刑事たちの活躍を描く『NYPD BLUE ～ニューヨーク市警15分署』。本シリーズの続編となるリバイバル版の製作が、米ABCで進んでいるとのニュースは当サイトでもお伝えしたが、主役の一人が決定したことがわかった。米DEADLINEが報じている。
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オリジナルシリーズでは、NY市警察のベテラン刑事アンディ・シポウィッツを軸に描かれたが、リバイバル版では15分署の刑事となったシポウィッツの息子テオが、殺害された父親の死の真相を究明する展開になるという。
続編シリーズでは、テオの他にメインキャストとなる3人のキャラクターが登場する予定だが、その一人であるニコール・ラザラス刑事を演じるのがアロナ・タル。夫に離婚を言い渡されたニコールは、なんとか夫から慰謝料をふんだくろうとし、男たちとカジュアルな関係を持つことで離婚の傷を癒そうとするという役どころ。現時点では、アロナ以外のキャストは決まっていない。
演じるアロナは、人気超常現象ドラマシリーズ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』でジョー・ハーベル役を演じ、宗教をテーマにしたサスペンスドラマ『ハンド・オブ・ゴッド』などにも出演。『プリティ・リトル・ライアーズ』や『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』などの人気ドラマシリーズ多数にもゲストとして登場している。
リバイバル版で指揮を執るのは、オリジナル製作にも携わったマット・オルムステッド（『シカゴ』シリーズ）とニコラス・ウートン（『SCORPION／スコーピオン』）、ジェシー・ボチコー（『エージェント・オブ・シールド』）。3人はパイロット版の脚本も手掛け、ボチコーが監督を担うとのこと。ボチコーは、オリジナルのクリエイターだったスティーヴン・ボチコーの息子で、ジェシーは本家シリーズでも10話でエピソード監督を務めている。
『NYPD BLUE ～ニューヨーク市警15分署』は、1994年にゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞し、ジョン・ケリー役のデヴィッド・カルーソー（『CSI：マイアミ』）とシポウィッツ役のデニス・フランツ（『シティ・オブ・エンジェル』）、ボビー・シモーンジミー・スミッツ（『サンズ・オブ・アナーキー』）が同賞主演男優賞に輝いた。
リバイバル版も、オリジナルのように評価が高い人気シリーズになれるかどうか見守っていきたい。（海外ドラマNAVI）
Photo：『SUPERNATURAL／スーパーナチュラル』（右がアロナ・タル）
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