『ドラゴン・タトゥーの女』最新作『蜘蛛の巣を払う女』監督インタビュー動画到着!「クレア・フォイのキャスティングは直感だった」

スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによるベストセラー推理小説「ミレニアム」シリーズ。前作『ドラゴン・タトゥーの女』から7年、ラーソン急死後、シリーズを引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツによる北欧ミステリーの最新作『蜘蛛の巣を払う女』。2019年1月11日(金)より全国ロードショーとなる本作から、1作目の監督を担当したデヴィッド・フィンチャー(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)が今回は製作総指揮に回り、代わってメガホンを取ることになったウルグアイ出身の新鋭監督フェデ・アルバレスが、前作でルーニー・マーラが演じた主人公を新たに務めるクレア・フォイ(『ザ・クラウン』)について語るインタビュー動画が到着した。

【関連動画】『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『蜘蛛の巣を払う女』フェデ・アルバレス監督インタビューはこちら

2013年に映画『死霊のはらわた』リメイク版の監督に抜擢されて一躍注目を浴び、『ドント・ブリーズ』で世界中を恐怖に陥れたアルバレスが、今作ドラゴン・タトゥーの女"リスベット"に選んだのは、Netflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』で英国のエリザベス女王の若き日を演じ、2017年の第74回ゴールデン・グローブ賞を獲得したクレア。

21世紀のフィクション界で最も個性的で複雑な正義の戦士ではみだし者のリスベット役は、クレアがこれまで演じてきたどのキャラクターとも異なる。到着したインタビュー動画でアルバレス監督はクレアのキャスティングについて、「直感的なキャスティングだった」と明かす。「実際のクレアはリスベットと全く違う。似ても似つかないから彼女のファンもまさかこの役を彼女が?と思うだろう。観たら驚くよ、それほどの名演技だ」と太鼓判を押している。

映画『蜘蛛の巣を払う女』あらすじ

冷え切った空気が人の心まで凍てつかせるストックホルムの厳しい冬。背中にドラゴンのタトゥーを背負う天才ハッカー、リスベット・サランデルに仕事が依頼される。「君しか頼めない。私が犯した"罪"を取り戻して欲しい」。それは、人工知能=AI 研究の世界的権威であるフランス・バルデル博士が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すこと。天才的なハッキング能力を擁するリスベットにしてみれば簡単な仕事のはずだった――。しかし、それは16年前に別れた双子の姉妹、カミラが幾重にもはりめぐらした狂気と猟奇に満ちた復讐という罠の一部に過ぎなかった...。

『ザ・クラウン』では英国女王、『ウルフ・ホール』で悲劇の王妃、映画『ブレス しあわせの呼吸』では良妻賢母など、幅広い役を見事な演技力でこなしているクレア。『ラ・ラ・ランド』のアカデミー賞監督デイミアン・チャゼル最新作『ファースト・マン』の公開も控える実力派女優が、背中にドラゴンのタトゥーを、鼻にピアスをした過激な外見のリスベットを演じている。リスベットの過去の真相を握るカミラを演じるのは、『ブレードランナー 2049』で"最強レプリカント美女"に扮したシルヴィア・フークス。

新たなる製作陣とキャストを迎え、"今世紀最高のミステリー"の新章が再び幕を開ける。『蜘蛛の巣を払う女』は2019年1月11日(金)より全国公開。ドラマ『ザ・クラウン』作品データベースはこちら。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『蜘蛛の巣を払う女』