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『サバイバー:宿命の大統領』インタビュー【4】カル・ペン(セス・ライト役)「新しい大統領との、おそらく史上最悪の対面だと思う」

スーパー!ドラマTVにて12月4日(火)より放送中のヒューマンドラマ『サバイバー:宿命の大統領』。『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役でおなじみのキーファー・サザーランドが主演・製作総指揮を務める本作は、大統領以下の閣僚が爆弾事件で一斉に命を落としたことで思いがけず大統領に任命された「指定生存者」、トム・カークマンの奮闘を描く。そのキャスト、スタッフが語るインタビューを全8回にわたってお届け。第4回は、前政権のスピーチライターだったセス・ライトを演じるカル・ペン

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――本作はどんなドラマですか?

これは政府の存続を描いたドラマだ。大統領が一般教書演説を行っている時に大規模なテロ攻撃を受けたら何が起こるのか。実際に政府が存続を図るプロセスと場所があって、それを非常に巧みに脚本にしたものがこのドラマで、非常事態を受けてキーファー・サザーランドが大統領に就任するんだ。

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――あなた自身、政治と関わったことがあるそうですね。

2009年から2011年にかけて俳優を休業して、ホワイトハウスで公共連絡局のアソシエイト・ディレクターとして働いたことがあるんだ。僕が演じるセスはスピーチライターから報道官になる(※第4話以降)から、それとは全く違う役職だけど素晴らしい経験だったよ。ワシントンD.C.では様々な人々が働いていて、民間企業から来た人たちは一息つく間もなく公務に励んでいるし、他にも医者や教師や看護師など、いろんな職業の人間がいた。僕のように役者もね。1、2年だったけど俳優業を離れて公務に従事した後、また俳優に戻ったんだ。

――あなたが演じるキャラクターについて教えてください。

僕が演じるセス・ライトは、一般教書演説がテロ攻撃を受けるまではスピーチライターの一人だった。おそらく上司がテロの犠牲になったことで、彼はヘッドライターに昇格する。第1話ではものすごく面白いシーンがあるんだ。セスは飲みに出かけた先でテロが起きたことを知り、帰宅してすぐに電話で呼び出されるんだ。そして彼はトイレの個室にいて、半分酔っ払った状態で落ち着かない。どうすればいいか、何が起こるのか不安だったんだ。そこへキーファー(・サザーランド)演じるカークマンがトイレの別の個室に入ってきて、二人は相手が誰かを知らずにすごくざっくばらんなやり取りを交わす。セスは大統領と話しているとは知らずにぶちまけるんだ。自分の戸惑いや新しい大統領を信用していないことなんかをね。おそらく史上最悪の対面だと思うね(笑) 大統領ならなおのことさ。とにかく面白いシーンだよ。

たいていのドラマでは多くの人が非常事態の中でもプロとして振舞おうとする。そして深刻な中でも多少は個人的な一面を見せることもあるけど、このドラマではセスはほろ酔い状態で思ったままをしゃべってちっともプロらしくないんだ。まさか自分のボスで大統領になる人物と話しているとは知らずにね。とんでもなくクレイジーなオープニングシーンだけど、撮影していて面白かったよ。視聴者にも楽しんでもらえると嬉しいね。

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――キーファー・サザーランドとの共演はいかがですか?

キーファーは役作りに余念がない。誰にも真似できないと思うね。役を演じる上で、事前に信じられないくらい周到に準備をしているんだ。特にこのドラマの役者たちは自分で下調べや研究をした上で満を持して撮影に臨んでいるから、レベルはすでに高いと言えるけど、それでもキーファーはさらに上を行っている。彼はキャラクターやこの作品の世界観を作り上げることに情熱を抱いているし、すべてのキャラクターとの関係もよく考えている。撮影の合間に、撮影したシーンの続きを時系列に沿って撮るか、もしくは2週間かけて撮るかどうかなんてことを思いつくままに話してる。普通なら監督や脚本家がやるようなこともやっているんだ。確かにキーファーは主演だけでなく製作総指揮としても名前を連ねているけど、作品をものすごく気に掛けている彼の姿を見て、学ぶものは多いよ。

――本作を一単語で表現するなら?

先月コミコンのパネルディスカッションに参加したんだ。第1話を見た観客のみんなから質問をもらって、それに僕たちが答えたんだけど、そこでも「このドラマを一単語で表すなら?」という質問があったよ。その時、僕は「愛国心」って答えたんだ。賛否両論の選挙に注目が集まる中、ニュースではネガティブなことばかり取り上げられている。もしこんなドラマが選挙が行われている年に放送を開始するなら、それが問題提起をするような内容なら、有権者が投票に行くのに一役買うかもしれない。最終的に誰に投票しようがね。それってすごく愛国心のあることだと思うんだ。このドラマではシーズンを通して政治的について描いている。たくさんの視聴者を惹きつけるドラマだよ。

<『サバイバー:宿命の大統領』インタビューリレー>
【1】キーファー・サザーランド(トム・カークマン役)「本作を通してアメリカがどうなっていくかを表現したい」
【2】エイダン・カント(アーロン・ショア役)「キーファーのことをじっと見てるよ。よく観察してるんだ」
【3】イタリア・リッチ(エミリー・ローズ役)「"ジャック・バウアー"にやかましく言うシーンの撮影はクレイジーだったわ」
【5】ラモニカ・ギャレット(マイク・リッター役)「この主人公はいつのまにか腐敗してしまうような人間じゃない」
【6】マギー・Q(ハンナ・ウェルズ役)「キーファー効果は絶大。陰謀に関してすごく刺激的な展開が見られるはずよ」
【7】ナターシャ・マケルホーン(アレックス・カークマン役)「『24』を一度も観たことがなくて良かったわ」
【8】マーク・ゴードン(製作総指揮)「キーファーの"普通"の人間役に視聴者も納得してくれると確信している」

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『サバイバー:宿命の大統領』はスーパー!ドラマTVにて放送中。
[二]毎週火曜 22:00~ ほか
[字]毎週火曜 24:00~ ほか
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Photo:『サバイバー:宿命の大統領』
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