『フレンズ』デヴィッド・シュワイマーの新作ドラマは『おかしな二人』の現代版!?

大人気シットコム『フレンズ』のロス・ゲラー役で知られるデヴィッド・シュワイマーが、米Sky Oneで映画『おかしな二人』の現代版ともいえる新作コメディ『Intelligence(原題)』を製作して主演することがわかった。米Deadlineが報じている。

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6話構成となる新作シリーズでは、英政府の通信本部を舞台にデヴィッド演じる権力が大好きな米国家安全保障局捜査官と、不器用で融通が利かないコンピューター・アナリストが、サイバー犯罪を取り締まるべくタッグを組むことになるという。

そんな真逆な凸凹コンビが、ジャック・レモンとウォルター・マッソーが主演した『おかしな二人』の現代版といった趣だ。デヴィッドが演じるキャラクターの相棒を演じるのは、映画『オデッセイ』にティム・グライムズ役で出演し、ドラマシリーズ『ハンク ちょっと特別なボクの日常』でラブ校長を演じたニック・モハメッド。

二人は主演するだけでなく製作総指揮も務め、ニックは脚本も手掛けるとのこと。デヴィッドは新作シリーズについて、「この作品がどんな物語なのか全く知らないけど、‟Intelligence:知性"と呼ばれるからには、自分が関わることになったのは当然でしょう」と、『フレンズ』でインテリなロスを演じたことに引っ掛けてユーモアを交えつつコメント。

対するニックはデヴィッドと仕事で組むことについて、「夢が叶いました。デヴィッドは協力的なだけでなく率直で愉快で、彼がプロジェクトに関わってくれることを嬉しく思っています」と称えている。

『フレンズ』の終了後、デヴィッドはスピンオフ版となる『Joey ジョーイ』『ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ』、TV映画『リトル・ブリテンUSA』などで監督を務め、俳優としては『30 ROCK/サーティー・ロック』や、『ウィル&グレイス』などにゲスト出演。ライアン・マーフィー(『Glee/グリー』)が指揮を執った『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』でエリート弁護士団の一員、ロバート・カーダシアン弁護士役を演じ、シーズン1でキャンセルされてしまったが、レストランを舞台にした米AMCのドラマ『狼の食卓』にも主演している。『狼の食卓』はシーズン1をNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『狼の食卓』出演キャスト(左からジム・スタージェス、デニー・ゴードン監督、デヴィッド・シュワイマー)
(C) Ali Paige Goldstein/Lionsgate Television/AMC