ゴールデン・グローブ賞候補の『キング・オブ・メディア』キーラン・カルキン、兄マコーレーから贈られたメッセージとは!?

メディア帝国を支配する一族が引き起こす、醜い後継者争いを描く米HBOの社会派ドラマ『キング・オブ・メディア』の演技で、ゴールデン・グローブ賞リミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演男優賞にノミネートされたキーラン・カルキン。彼が、映画『ホーム・アローン』シリーズで知られる、兄マコーレーから贈られたメッセージを明かしている。

『キング・オブ・メディア』でキーランは、メディア王の息子で生意気なローマン・ロイを演じてゴールデン・グローブ賞の候補となり、米Hollywood Reporterのインタビューでマコーレーから祝福を受けたことを語った。「ベッドに入る前に兄から、"金曜日一緒に「Toejam&Earl」をやるか?"ってメールが来たんだ。すごく面白いビデオゲームなんだけど、それには返信しなかった。そしたら次に、"おい、聞いたぞ。おめでとう"って送られてきたけど何て返していいのか分からなかったから、"ありがとう。「Toejam&Earl」をプレイしようぜ"って返信したんじゃなかったかな」と答え、マコーレーからはシンプルなお祝いの言葉を受け取ったようだ。

過去にもキーランは、2002年公開の映画『17歳の処方箋』で同賞映画部門主演男優賞にノミネートされたことがあるが、今回初めて候補になったように感じているとのこと。「6歳の時から継続的に作品に出演してきて、19か20歳の時にノミネートされて"一体どうなってるんだ? 大勢の人に囲まれて、いきなり俳優として認められたけど自分で求めた道じゃない"ってね。だからビビってる自分がいたんだけど、もう今は36歳だから、この仕事で成功できるかどうかやってみる心の準備が整っていると思う。年も取ったし心構えが出来たから、今回はビビったりはしないだろう」とコメントしている。

キーランはマコーレーが演じたケビンの従弟フラー・マカリスター役で『ホーム・アローン』に登場している。その後『花嫁のパパ』シリーズや『サイダーハウス・ルール』などに子役として出演。映画『イノセント・ボーイズ』や『ムービー43』にも姿を見せ、ドラマ版『FARGO/ファーゴ』シーズン2では、ギャングの息子ライ・ゲアハルト役でゲスト出演している。

キーランが初受賞となるか期待が掛かる第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式は、現地時間2019年1月6日(日)にロサンゼルスで開催される。

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(海外ドラマNAVI)

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