英国俳優が集結『喜望峰の風に乗せて』、『SHERLOCK』マイクロフト役マーク・ゲイティスの場面写真が解禁

1968年のイギリスを舞台に、世界一周の夢に熱狂する人々を描く衝撃の実話を映画化した『喜望峰の風に乗せて』。2019年1月11日(金)に公開する本作より、『SHERLOCK/シャーロック』でシャーロックの兄マイクロフトを演じるマーク・ゲイティスの場面写真が到着した。

本作でメガホンを執るのは、映画『博士と彼女のセオリー』のジェームズ・マーシュ監督。主演は、『英国王のスピーチ』で主演男優賞に輝いたコリン・ファース。過酷なヨットレースに参加するビジネスマンのドナルド・クローハーストを演じる。共演にはレイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)やデヴィッド・シューリス(『ハリー・ポッター』シリーズ)、ケン・ストット(『ホビット』シリーズ)といった英国を代表する名優たちが勢揃いする。

そんな中、『SHERLOCK』のマークが扮するのは、ドナルドが参加する単独無寄港世界一周レース"ゴールデン・グローブ・レース"のスポンサーでサンデータイムズ紙の編集長。登場シーンはわずかだが、個性派俳優らしい彼の独特な演技で他の俳優に負けず劣らずの強い印象を残している。実在の人物を演じているため、本作ではウィッグにメガネを着用しており、いつもの容姿からはかけ離れた姿で登場してくるので見逃さないよう注意してみてほしい。

マークは、今年9月に公開された『プーと大人になった僕』でも、ユアン・マクレガーが扮するクリストファー・ロビンの嫌な上司を演じるなど、注目作にひっぱりだこ。現地時間1月6日(日)に開催されるゴールデン・グローブ賞作品賞にノミネートされている2月15日(金)公開の『女王陛下のお気に入り』にも、レイチェルとともに出演している。また作家&プロデューサーとしても活動する彼は、現在新たな吸血鬼ドラマを企画している。

ヒーローを待望するメディアの狂騒、町の人々の期待、彼らに翻弄されながら夢にかける男の葛藤、夫を信じて待ち続ける妻─。それぞれの真実に心を震わされる実話。変幻自在の名脇役マークの活躍から目が離せない。『喜望峰の風に乗せて』は、1月11日(金)TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『喜望峰の風に乗せて』
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