米AMC『ザ・テラー』シーズン2に『スター・トレック/宇宙大作戦』ジョージ・タケイが出演!

米AMCが製作するアンソロジーシリーズ『ザ・テラー』に、ドラマシリーズ『スター・トレック/宇宙大作戦』のスールー役で知られるジョージ・タケイが出演し、コンサルタントも務めることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

『ザ・テラー』は歴史的な出来事に架空のホラー要素を織り交ぜ、オリジナルなアプローチで物語が綴られるシリーズ。シーズン1では、大西洋と太平洋を結ぶ新航路の開拓を試みるエレボス号とテラー号の2隻が凍てつく海に行方を阻まれ、得体の知れぬ生き物に襲われて窮地に陥る乗組員の運命が描かれた。

シーズン2では、第二次世界大戦中の南カリフォルニアにおける家庭や、戦時中に多くの人が収容された強制収容所、太平洋戦域で日系アメリカ人コミュニティを襲った亡霊の物語が描かれる。

戦時中に、日系人強制収容所に収容されていた経験をもつジョージが、収容所の様子や歴史的な出来事が忠実に描かれているかコンサルタントとして助言し、製作総指揮者と密接にシリーズに取り組むという。そして、俳優としては日系人コミュニティのリーダーで、漁船の船長だった‟ヤマトさん"役を演じることになっている。

ジョージと共にキャストに加わるのは、チェスター・ナカヤマ役を演じるデレク・ミオ(『GREEK ~ときめき★キャンパスライフ』)、チェスターの過去に関わる謎の女性ユウコ役の祐真キキ(『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』)、ナカヤマ家の友人エイミー役のミキ・イシカワ(『9-1-1:LA救命最前線』)。また、チェスターの父親ヘンリー役でシンゴ・ウサミ(『ウルヴァリン:SAMURAI』)、チェスターの母親アサコ役でナオコ・モリ(『秘密情報部 トーチウッド』)も決定している。

日系人監督のジョセフ・クボタ・ワディッカ(『ナルコス』)が第1&2話でメガホンを取り、クリイエイターを務めるのはマックス・ボレンスタイン(『キングコング:髑髏島の巨神』)とアレクサンダー・ウー(『トゥルーブラッド』)。

『ザ・テラー』シーズン2は、2019年1月よりカナダのバンクーバーで撮影が開始され、2019年内にAMCにて放送開始予定。日本ではシーズン1がAmazon Prime Videoにて配信中。『ザ・テラー』作品みどころはこちらから。(海外ドラマNAVI)

Photo:
『ザ・テラー』(C)Nadav Kander/AMC
ジョージ・タケイ(C)NYPW
祐真キキ(C)NYPW/FAMOUS