スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルが手掛けるコミック「ロック&キー(Locke & Key)」。Netflixでの製作が決まったニュースは以前お伝えしたが、今回シリーズのメインキャストが発表された。米Deadlineが報じている。
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「ロック&キー」は、父親を惨殺されたのち、米メーン州にある屋敷に移り住んだロック家の子どもたち3人と母親ニナをめぐるホラー・ファンタジー。その屋敷には、様々な力を与える魔法の鍵が隠されており、狡猾な悪魔がどんな手段を講じてでも手に入れようとしていた...。
本作は元々、米Huluがパイロット製作に乗り出していたが、今年3月にシリーズ化を見送ることを発表。その後製作者とNetflix間で交渉が進み、Netflixは本作の知的財産権を取得。Huluが作ったパイロットを引き継ぐのではなく、ロック家の3人の子どものうち二人を新たにキャスティングし、企画を練り直すことになっていた。
3人の子供のうち、ジャクソン・ロバート・スコット(『IT/イット"それ"が見えたら、終わり。』)のみが続投することが決まっている。今回新たにキャスティングされたのは、タイラー役にカナダ人のコナー・ジェサップ(『フォーリング スカイズ』)とキンジー役にイギリス人のエミリア・ジョーンズ(『プリムストーン』)の二人。
Huluのパイロット版で監督を務めたアンディ・ムスキエティは、キング原作の映画『IT/イット"それ"が見えたら、終わり。』の続編に参加しているため、Netflix版でメガホンを取ることはできないが、製作総指揮を担当するという。
全10話構成のNetflix版ではムスキエティとともに、『ワイノナ・アープ』を手がけたテッド・アダムズとリック・ジェイコブズ、そして『ウォーキング・デッド』のプロデューサー、デヴィッド・アルパーが製作総指揮を務める。原作者のヒルと、カールトン・キューズ(『ベイル・モーテル』)がクリエイターとなる。(海外ドラマNAVI)
Photo:コナー・ジェサップ
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