働く女性必見!元気をもらえるキャリアウーマン系海外ドラマ

日本で安定した人気を持つキャリアウーマン系ドラマは、海外ドラマでも同様だ。今回は働くすべての女性に観てほしい海外ドラマをご紹介しよう。

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パワフルな女性たちが法廷で戦う『グッド・ワイフ』

日本で2019年1月から常盤貴子主演でリメイク版が放送される『グッド・ワイフ』。日本版がスタートする前にまずはオリジナル版を観てみよう。主人公アリシアはロースクールを首席で卒業した才媛だが、州検事のピーターとの結婚を機に2年で弁護士事務所を辞めて専業主婦となり、子どもにも恵まれていた。そんな生活がある日、一変。夫に女性スキャンダルが発覚した上、収賄容疑をかけられ刑務所に入ることに。残されたアリソンは子どもたちを養うため、13年ぶりに弁護士として復帰する。

アリシアを演じるのは『ER 緊急救命室』の看護婦キャロル役でも知られるジュリアナ・マルグリーズ。序盤ではブランクで多少戸惑う場面もあるものの、常にクライアントの立場に立って仕事する人間味あふれる弁護士を好演している。法廷で抜群の頭脳と鋭い洞察力で勝利を収める一方、母親として子どもを気遣ったり、妻として夫の裏切りに苦悩したりと、仕事と家庭の間で葛藤する姿は、働く女性たち、特に家庭のあるワーキングマザーの心に響くだろう。また、同じ事務所で働く他の女性たち、結婚することなく一人でしっかり生き、仕事に励んでいるカリンダやダイアンといったキャラクターもおり、彼女たちが困難な状況に陥っても諦めずに立ち向かう様は、視聴者に勇気を与えてくれる。

また法廷シーンも巧みで見ごたえ抜群だ。その理由は製作スタッフにある。製作総指揮を務めるのは『エイリアン』『グラディエーター』などで監督を担い、『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』『高い城の男』といった良質のドラマを生み出してきたリドリー・スコット。さらに脚本家チームに弁護士資格を持つスタッフが3人いる上、法律アドバイザーまでスタッフに加わっているのだ。

ワシントンD.C.で活躍する凄腕フィクサー『スキャンダル』

大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』の大物プロデューサー、ションダ・ライムズが手掛ける『スキャンダル』は、アメリカの政治の中枢、ワシントンD.C.が舞台。『ジャンゴ 繋がれざる者』のケリー・ワシントンが演じる主人公、オリヴィア・ポープはホワイトハウスの広報官というキャリアを辞して、「オリヴィア・ポープ&アソシエイツ」を立ち上げる。彼女の仕事は政財界の大物やセレブのスキャンダルをもみ消したり、トラブルを修復するフィクサー。クライアントからのどんな依頼にも優秀な頭脳を駆使して解決する。

『スキャンダル』の魅力はなんといってもスリリングなストーリー展開。オリヴィアは現職大統領と深いつながりがあるため政治とは切っても切れない関係にあり、政府中枢の陰謀や駆け引きに関わるサスペンスドラマの要素が色濃い。ホワイトハウス内部の人間関係も興味深く描かれている。

オリヴィアのファッションも見どころの一つ。女性らしいエレガントさを常に意識したファッションで、クリスチャン・ディオール、フェラガモ、ジョルジオ・アルマーニなどのハイブランドを身にまとう。常に持ち歩いているプラダのガレリアのバッグも大きな話題を集める。ドロドロとした政界で活躍するオリヴィアの直観力、判断力は働く女性のヒントとなる点が多い。

働く女性に力を与えてくれる『グッド・ワイフ』と『スキャンダル』。エンターテイメントの要素も存分にあり、楽しみながら観られる2作は年末年始の休みに見始めるのもオススメ。2019年からの働く活力になってくれるだろう。Amazon Prime Video、U-NEXTにて『グッド・ワイフ』は全7シーズンが配信中、『スキャンダル』はシーズン1~5が配信中。

『グッド・ワイフ』の作品データベースはこちら
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(海外ドラマNAVI)

Photo:
『グッド・ワイフ』
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『スキャンダル』
(c) ABC Studios