明けましておめでとうございます!
2019年期待の海外ドラマシリーズのトップ10を、ロサンゼルス在住の筆者がハリウッドの現場目線でランキングにしてみました!
目次
10位:『Miracle Workers(原題)』
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが天使、個性派俳優のスティーヴ・ブシェミ(『ボードウォーク・エンパイア』)が神様と、配役を見ても一癖二癖もありそうなコメディドラマ。舞台となるのは"天国株式会社"こと雲の上の天国。すっかりやる気をなくしている最高執行官の神様に変わって、人類を救うために奮闘する平社員の天使クレイグの破茶滅茶な苦労を描く。
9位:『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章
世界中のファンが待ちわびる待望のシーズン8。人類に襲いかかるホワイトウォーカーの恐怖。それぞれの王国に別れ、争い合う人類に望みはあるのか? とにかくキャラクターが入れ込んでいるのでシーズン1からじっくり視聴していただき、春から始まる新シーズンにスタンバイ!
8位『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン3
アカデミー賞主演男優賞受賞歴もあるマシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンという豪華コンビが話題を呼んだシリーズの第3シーズン。コリン・ファレル主演のシーズン2は今ひとつパッとしなかったが、今回はアカデミー主演男優賞でオスカーを獲得したマハーシャラ・アリ(『ムーンライト』『Marvel ルーク・ケイジ』)が主役に抜擢されており期待できそう。
7位 『HOMELAND/ホームランド』シーズン8
双極性障害に苦しみながらも活躍するCIA女性捜査官をクレア・デインズが怪演する人気サスペンスドラマの最終シーズン。国内外の犯罪を舞台に、一筋縄ではいかない政治の迷路をくぐり抜けて事件の謎を解いていくCIA捜査官とそれをとりまく人間たちのドラマ。
6位 『The Spanish Princess(原題)』
英国歴史ドラマのベストセラー作家フィリッパ・グレゴリー原作でシリーズ化もされた『The White Princess(原題)』のスピンオフとなる本作。悪名高い英国王ヘンリー8世の最初の王妃でスペインから興し入れをしたキャサリン姫の物語。史実に基づいてはいるもののメロドラマ的な要素もてんこ盛り。豪華なコスチュームやお城にイケメンの王子さまや皇室の人々。歴史ドラマファンにはたまらない大河ドラマだ。
5位 『The Fix(原題)』
有名プロ・フットボール選手O・J・シンプソンが元妻を惨殺したとして裁判にかけられた実話を元にした『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』にも出てきたが、実際に事件の地方検事長を担当したマーシャ・クラーク製作総指揮の注目サスペンス。主役は『メンタリスト』ロビン・タニーが演じる女性検事。元妻の惨殺事件で無罪放免になった黒人フットボール選手に再び殺人の容疑がかかり、その事件で敗訴して以来、廃業同然だった女検事が法廷での争いに再び駆り出されていく、というあらすじ。完璧にマーシャ女史のレベンジ番組とも言えて超期待!
4位 『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』シーズン2
ベストセラー作家トム・クランシー原作のサスペンスドラマで、CIA捜査官ジャック・ライアンの活躍を描く。『パトリオット・ゲーム』で主演を務めたハリソン・フォード以外のジャック・ライアンは受け付けなかったファンにも推薦できる新シリーズのシーズン2。舞台は現代なのでコンテンポラリーな中東問題などを中心にストーリーが展開する。冬の夜長を活用して、ぜひシーズン1から見ていただきたい。
3位 『マインドハンター』シーズン2
まだ「連続殺人」という犯罪のカテゴリーがなかった頃に、そのパターンに興味を持ち「連続殺人犯」(=シリアルキラー)」という言葉を生み出した実在のFBI元捜査官の手記を元に、実際に起きた連続殺人事件を担当する捜査官二人とともに犯人の心の闇に踏み込む。人間の心理というのはここまで壊れるものかと、ショックを受けるが非常に興味深いオススメ作品。シーズン1はNetflixで配信中。
2位 『I Am the Night(原題)』
実話を基にしたサスペンスドラマ。大ヒット映画『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督を迎え、『スター・トレック』シリーズのクリス・パイン主演というTVシリーズとは思えない豪華キャスト。養子として育てられた少女が自分の生い立ちを探る過程で巻き込まれるダークな事件に焦点を当てる。
1位 『Star Wars: The Mandalorian(原題)』
2019年スタート予定でNetflixの最強ライバルになると言われている動画配信サービスのディズニー+(プラス)。『スターウォーズ』TVシリーズで初の実写版で、『ジェダイの復讐』と『フォースの覚醒』の間に起きるストーリーと言われているが詳細はいつものごとく秘密。マーベル映画『アイアンマン』等の作品で大作にかけては十八番のジョン・ファヴローが製作・監督を担当で期待大!
(文: Akemi Kozu-Tosto / 明美・神津トスト)