NHK BSプレミアムにて3月3日(日)21:00より放送される時代劇『不滅の恋人』。それに向けた記者会見が1月29日(火)に都内で行われ、キャストのユン・シユン(イ・フィ/ウンソン大君役)、チン・セヨン(チャヒョン役)が登壇した。
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15世紀に実在した首陽(スヤン)大君と弟の安平(アンピョン)大君の対立をモチーフに、彼らが一人の女性をめぐるラブストーリーを軸にした新たな物語。二人の兄である国王の病が悪化したことから、王位をかけた争いも展開していく。
「みなさん、こんにちは。私は『不滅の恋人』のチャヒョン役のチン・セヨンです。今日は来てくださって本当にありがとうございます」と、登場早々に流暢な日本語で挨拶したセヨン。彼女は『オクニョ 運命の女(ひと)』の主演としても知られているが、今回の役柄は朝廷の重臣の娘ということで、「オクニョとはまったく違うキャラクターですので、みなさんに新しい魅力をお伝えできるかと思います」と説明。
『不滅の恋人』というタイトル通り、情熱的に長い間愛し合う恋人を演じた二人。しかし質疑応答で、イ・フィの愛のための情熱的な行動に共感するかという質問に対する答えは分かれることに。セヨンが「私はチャヒョンとは正反対だと感じているので、身を投げ出して愛する人のために尽くす彼女が羨ましくもありました」と言うと、シユンは「よく言われるのですが、僕は恋に関しては情熱的な方なんです。なので、フィを演じる中で自分の性格をそのままぶつけ、思いの丈を存分に出すことができました」と述べ、キャラクターとの共通点の有無が正反対であることが明らかに。
しかし、苦労したシーンを聞かれた際には意気投合。「(ダイジェスト映像を)ご覧になった通り、すべての困難な現場には私がいました」と発言して場を沸かせたシユンは続けて、「ですが、一人で苦労したわけではなく、セヨンさんも一緒でした。僕たちが水中にいるシーンは海の中で撮影したのですが、あまりに水が冷たくて、泳いでいても足の感覚がなくなってきて、自分が足を動かしているのかもわからないくらいでした」と過酷な撮影を振り返った。するとセヨンも「同じ場面も挙げたいと思います」と同調。「私は泳ぎがあまり得意ではないので、そのシーンではシユンさんに助けてもらいました。彼は泳ぎながら私を支えなければならなくて申し訳ないと思いました」と述べた。そんなセヨンにシユンが「得意じゃない、じゃなくて全然泳げないんです」とツッコむと、セヨンは「ごめんなさい」と日本語で謝罪し、二人の微笑ましいやり取りが笑いを誘っていた。
『不滅の恋人』(全20回)はNHK BSプレミアムにて3月3日(日)21:00よりスタート。2月24日(日)21:00にはシユンとセヨンも登場する「不滅の恋人』放送直前スペシャル」が放送される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『不滅の恋人』記者会見