米Starzが、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』に出演だけでなく製作総指揮も携わっているリース・ウィザースプーンが手掛ける新作ファミリードラマを製作することがわかった。米Varietyが報じている。
リースの製作会社Hello SunshineがStarzとタッグを組んで製作するのは、多世代家族が紡ぐファミリードラマ『Kin(原題)』。本作では、3世代にわたる女性たちが、何かと問題を起こすアクが強い女家長が街に舞い戻って来たことで、結束する様子が描かれる。『Kin』では、人種的なアイデンティティといった問題や結束、"血は水よりも濃い"という概念を模索していくという。
ファンタジーホラードラマ『コンスタンティン』で脚本を手掛けたダヴィタ・スカーレットと、ドラマシリーズ『Hey Diddle Diddle(原題)』で監督・製作・脚本を担ったチェスター・ジョーンズ三世がクリエイターを務め、スカーレットは脚本も担当。リースはスカーレットと、ローレン・ノイスタッター(『A White Lie(原題)』)と共同製作総指揮に名を連ねている。
リースはスカーレットの脚本を、「非常に独創的かつ複雑で、驚くような"含み"がある」と絶賛。「ダヴィタはアイデンティティにまつわる問題と、一家を守るために秘密を守ろうとする家族を丹念に描いています。Starzとタッグを組み、この力強く忘れがたい女性キャラクターをスクリーンに甦らせることを楽しみにしています」と、新作にかける意気込みを語っている。
リースは、『フレンズ』のジェニファー・アニストンと共演し、製作総指揮も手掛ける朝の番組を舞台にした米Appleの新作ドラマも待機中。なお、リースが主演する『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2は、米HBOにて6月より放送スタートを予定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:
リース・ウィザースプーンと娘アヴァ・フィリップ(前夫ライアン・フィリップとの娘)
©JHMH/FAMOUS