『フレンズ』リブート版を製作しない理由をクリエイターが語る

1994年に放映が開始されて以来、世界中で熱狂的な人気を誇り、10シーズン製作されたシットコム『フレンズ』。ニューヨークを舞台に繰り広げられる男女6人の友情や恋愛模様は、今でも視聴される大ヒット作だ。そんな伝説的作品であれば、昨今のリブートブームに乗ってもよいのでは思われるかもしれないが、クリエイターの意見はどうやらそうではないようだ。米TV Lineが報じている。

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クリエイターのマルタ・カウフマンは、米Rolling Stoneのインタビューでその理由を答えた。「いくつか理由はあるよ。まず『フレンズ』は、人生を歩んでいく中で、友だちが家族だという時期の物語なんだ。だから、もう成長した彼らにはそれぞれの家族があって、それだと6人を呼び戻したところで、友だちが家族だったあの時には戻れないんだよ。2つ目の理由としては、リブート版が成功するとは限らないことかな。『フレンズ』はあの10年間ずっと人気だったし、今それを復活させてどうなのかと思うね。みんなが幻滅するだけかもしれないし」

理由としては納得できるものを挙げたカウフマンだが、レイチェル役のジェニファー・アニストンは、昨年の米InStyleのインタビューで、当時のキャストとの再会を熱望していると答えている。そして、「コートニー(・コックス/モニカ役)やリサ(・クドロー/フィービー役)とリブートについて話しているが、マット・ルブラン(ジョーイ役)が賛同していない」と述べていた。

またジェニファーは、リブートが実現しない場合には、リサ、コートニーとで『The Golden Girls(原題)』をリブートさせて、一緒に時間を過ごす」とも答えていた。『The Golden Girls(原題)』は、『フレンズ』と同じ米NBC放送で1985年から7シーズン続いたシットコム。フロリダ州マイアミで同居する人生経験豊富な4人の熟女を主人公にしたコメディドラマだ。

どうやら、クリエイターやキャストのコメントからすると、それぞれで活躍しているキャストが今一度あのニューヨークのアパートに集まることは難しいようだ。(海外ドラマNAVI)

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『フレンズ』
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