大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』第四~七章までエラリア・サンド役で出演していたインディラ・ヴァルマが、"50セント"として知られるラッパー、カーティス・ジャクソンが手掛ける米ABCの新作法律ドラマに出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
【関連記事】『ゲーム・オブ・スローンズ』で2018年最も読まれたニュース&コラムTOP10
タイトル未定の本プロジェクトは、弁護士になった受刑囚アーロンを主人公にした法律ファミリードラマ。他の受刑者のケースを法廷で争うだけでなく、犯していない罪で言い渡された自身の終身刑を覆そうと、愛する家族の元へ帰りたい一心で奔走するアーロンの姿が描かれる。
インディラが演じるのは、主人公アーロンが収監されているペンシルバニア州立刑務所で刑務所長を務めるケイト。タフで自信家、古い考えには捉われないが現実的で、刑務所制度を改革することで、自身のキャリアを向上させることを望んでいるという役どころ。妻のアーニャと子ども二人を育てており、司法長官候補のアーニャとアーロンを支援するケイトの間に溝ができてしまうという設定だ。
アーロン役には、『女刑事マーチェラ』やスパイドラマ『カウンターパート/暗躍する分身』などに出演している、英俳優ニコラス・ピノックがキャスティングされている。
脚本を手掛けるハンク・スタインバーグ(『ザ・ラストシップ』)が、カーティス・ハンセン(『POWER/パワー』)と共同でクリエイターを務め、パイロット版でメガホンを取るのはジョージ・ティルマン・Jr(『THIS IS US/ディス・イズ・アス』)。その3人は、ドラマの原案となった人生を歩んだアイザック・ライト・Jr、ダグ・ロビンソン(『それいけ!ゴールドバーグ家』)、アリソン・グリーンスパン(『旅するジーンズと16歳の夏』)らと製作総指揮にも名を連ねる。
イギリス出身のインディラは、『刑事ジョン・ルーサー』や『Silk 王室弁護士マーサ・コステロ』といったイギリスのドラマをはじめ、ベネディクト・カンバーバッチが主演したミニシリーズ『パトリック・メルローズ』や、中世を舞台にしたドラマ『ROME [ローマ]』などにも出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ゲーム・オブ・スローンズ』
(C)2014 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.