『スター・トレック』の新たなドラマシリーズとして、米CBSのAll Accessで配信されているSFシリーズ『スター・トレック:ディスカバリー』(以下、『ディスカバリー』)。そのシーズン2では、主要キャラクター二人がシリーズを去ることになるという。米Deadlineが報じている。
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1960年代に放送されたオリジナル版ドラマシリーズ『スター・トレック/宇宙大作戦』の約10年前が舞台となる『ディスカバリー』では、女性の主人公マイケル(ソネクア・マーティン=グリーン『ウォーキング・デッド』)の視点で描かれ、航海を通して成長する彼女やクルーらのドラマ、惑星連邦 vs クリンゴンの戦争などが描かれる。
シーズン2ではシリーズでお馴じみのジェイムズ・T・カークが、エンタープライズ号の艦長の座に就く前にキャプテンだったクリストファー・パイク艦長と、彼の右腕だった"ナンバーワン"が登場。パイク艦長役にアンソン・マウント(『マーベル インヒューマンズ』)、ナンバーワン役にレベッカ・ローミン(『ライブラリアンズ』)がキャスティングされているが、双方ともにシリーズへの出演契約は1年だと伝えられている。よってパイク艦長とナンバーワンは、シーズン2の終わりには退場することになりそうだ。
『スター・トレック/宇宙大作戦』では、パイク艦長が全身不随になり会話も出来なくなってしまうのだが、『ディスカバリー』シーズン2でも彼は同じ運命を辿るのだろうか?
その点についてショーランナーのアレックス・カーツマンが、「今シーズンで製作チームは、映画版では出来なかった方法で、パイクのキャラクターに切り込んで行く。シーズン2の終わりまでには正史とシンクロさせるつもりだから、みんなが知っているパイクの最後を垣間見るんじゃないかな」と述べている。
すでに『スター・トレック:ディスカバリー』はシーズン3へ更新され、シーズン1&2はNetflixで配信中。シーズン2は毎週木曜に新エピソードが配信されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『スター・トレック:ディスカバリー』シーズン2